《銀座の地下を流れる水路で、絵本を読み聞かせる美女に出会った少年の日。あれは全部、夢だったのか? 本を人生の友とする男の芳しき幻想譚(「地下水路の夜」)。
死んだ少女に捧げる奇妙な言辞。そのリフレインが巻き起こす摩訶不思議な出来事とは(「朗読者」)。
・・・12の物語。》
この著者、「怪しくて妖しくて」に続く2冊目。
いくつかの面白い作品の数が減り、良さがよく分からない作品数が増えたと感じたけれど・・、読む側の期待値が上がっていたのかも知れません。
(21/08/13画像借りました。)