《必死に足掻いて生き続けるのさ。この国の政がどうあろうともーー。
時は平安末期ーー。宮廷を覆う不穏な影。
猛き者たちの世へ時代が移ろう中で、滅びゆくものと、生き続けるもの。
直木賞受賞作家がつむぐ、至高の短編集。》
《収録作5篇
●「漆花ひとつ」…それまで女を見たことのない男は女を描くために上皇気に入りの遊女を訪ねるが。
●「白夢」…平安時代にも女医がいた? 意外な処方箋の正体とは――。
●「影法師」…愛する女を得るため忍び込んだ男は誤って夫の代わりに、女を殺してしまうが――。
●「滲む月」…荒廃した京の都で獄門に晒される夫の首を取り戻した女が出くわしたものとは?
●「鴻雁北(こうがんかえる)」…琵琶の二大流派の一つ桂流。その継承を巡る騒動は国をも巻き込む騒動となり――。》
「鎌倉殿の13人」の前夜、上皇・天皇を中心とする権力闘争の周辺で、巻き込まれつつも生き様を見い出す人々の物語。
面白かった。
(画像借りました。)