(つづき)
多聞(たもん)櫓に向かいました。
「南丸(二の丸南郭)にある国指定重要文化財の多聞櫓は、江戸時代から現在位置を保っている唯一の櫓です。二層の隅櫓とそれに連なる54mの長さをもつ平櫓からなります。高く積み上げられた石垣を土台に築かれ、「石落」や「鉄砲狭間」が備えられていることから、いざというときの防御のための櫓と考えられています。・・なお、平櫓の内部は、一般に突き抜けの状態となっていることが多いのですが、本櫓では、16の小部屋に別れています。」
内部の説明は「詳しい人」とは別の人でしたが、詳しく説明してくれました。
屋根裏には、いざという時の武器や食料として矢材や蕨(わらび)が使われているとか、鉄砲を撃った時の換気のために各部屋に扉があるとか・・、黒田官兵衛がキリスト教徒だったとか、奥さんが多聞櫓の前に住んでいたとか・・。
櫓を出た時「詳しい人」が近付いて来て、櫓は直線ではなく、石垣に沿ったRを付けて強度を増しているとか・・、追加説明をしてくれました。
天守台に上がって西方を展望・・、大濠公園、右後方には福岡タワー。
福岡城を離れる前に多聞櫓を見上げる。
その後、地下鉄六本松駅に向かう途中で風雨が強くなって来て・・、護国神社の辺りで傘の中棒を止めているピンが折れて、手で押さえながらコンビニに向かって・・、傘を購入して歩き出した頃には、雨は弱まっていました。
コンビニ店員も外国人だったなぁ・・。
昼食後、友人宅に着いて・・、雨と汗で身体が冷えていたので、風呂を沸かしてもらいました。
友人は、毎朝アワだかヒエだかを雀にやっているそうで、昼過ぎまで遅れてしまった餌遣りにも数羽の雀がやって来ました。
夕方からはもう一人の友人も加わってミニ宴会、アルコール効果もあって楽しい会話が弾みました。
この日の歩数 1万2千弱。
(つづく)