天女の舞 (2/16)

2019年02月17日 |  山登り 大峰

 おそらく今期最後になるであろう雪山に行ってきました。

奈良は大峯、天女の舞という初のお山です。

天川村役場に車を停めさせてもらいました、キレイなトイレもあります。

実は登山口が何処にあるかわかっていなかったんだが先行者がグラウンドの端っこを通っていったのを見ていて僕も

同じように進むとすぐありました。

 

ここから弥山に夏山時間で7時間だそうです。

 

薄暗い杉林の中を進みます。

 

ここの階段の造りは初めて見ましたね。

鉄板をパンチング加工した物を階段状にしていました。

 

 

最初の鉄塔、二番目の鉄塔の辺りでも雪は無くガスって景色も全く望めなかったです。

 

 雪が全くないので霧氷があるのか少し心配になってきました・・・

 

 倒木もかなりあります。

 

林道との出合いです。

やっと雪が少しでてきました。

 

 

 林道からはずれ左へ登山道は進みます。

 

 この先で積雪と凍結で滑るのでチェーンスパイクを装着しました。

今後ずっとチェーンスパイクで大丈夫でした。

 

 木々にも霧氷が付いてきましたね。

 

 いろんな霧氷が見れます。

 

 凍結した上に雪が積もっていてスパイクがよくききます。

 

 

栃尾辻避難小屋まできました。

中は真っ暗で座れるところは何にもありません。。。

 

ここにもサークルKさんがいてました。

 

しばらく登りこのロープを越えていくと天女の舞に辿りつけるんですが案内は何処にもないんです。。。

かなりの急登をトレースらしきものを辿りながら進んでいきました。

 

天女の舞に到着です~

このサークルKさんの看板が無ければ何処が天女の舞かわからないところだったので感謝です!!

 

 

モノトーンの世界で霧氷のキレイさがあまり伝わりませんね・・・

青空があれば明神平にも匹敵するような感じでしたよ!! 

 

カナビキ尾根まで行こうと思い反対側のトレースを辿り下りましたが弥山、川合の登山道と出合い戻る方に行ってしまいました。

途中、天女の舞への登るところを探している人と会って僕が登ったロープのところまで案内しました。

 

下り栃尾辻の避難小屋でお昼としましたが中は真っ暗なので外の風裏で椅子を出してカップ麺とコーヒータイムです。

人一倍面倒くさがりなんでお湯を沸かすなんてことはしません。。。

水筒に熱湯を入れてくれば大丈夫です。

 

帰路はガスもとれ西側の展望がありますが何処が見えているかは・・・(笑)

 

 地面には霧氷の落ちたのが確認できます、尖った針みたいですね。

林道に下りてテクテクと。。。

 

 道から上を見上げると霧氷の森です。

 

 こんな大きな落石したところや崩落したところがたくさんでてきます。

 

霧氷の森。

 

今歩いている廃道は林道坪内線だったところなんだ。。。

ガードレールやカーブミラーが多数設置されていますが廃道なんだ。。。

 

 大峯高野すずかけラインとしてバスが走っていたらしい。

調べたら奈良交通と南海りんかんバスが運行していたようだ。

ここでチェーンスパイクをはずし登山道を戻ります。

 

帰路の鉄塔から東側の山々の雪を被った景色が見えています。

形からして大日山、稲村ヶ岳かな。 

 

 下を見ると御手洗渓谷の辺りの景色のようです。

 

今回も一人で初の天女の舞に行けましたがかなり下調べはしています。

天女の舞への取り付きは昭文社の地図にも載っておらず調べておかなければ全くわからないと思います。

こんな時にヤマレコは役に立ってありがたいですよね!!

今日も無事に山行できたことに感謝です。


金剛山 もみじ谷左ルート↑ サネ尾↓   (2/9)

2019年02月10日 | 山登り 金剛山、岩湧山

 朝から空はどんより。。。今にも雨が降りそうな気配。。。

京奈和道は工事で紀北かつらぎから橋本東まで通行止めだけど水越峠から金剛山に登るんだ。。。

となると下道で水越峠まで走る。。。やっぱり時間がかかったが仕方ないね。  

 

水越峠バス停の横の駐車場に運よく停める事ができた。

小雪が舞っているよ。

 

少し車道を歩いてゲートをくぐる。

ガンドガコバ林道という変わった名前が付いている。

このゲートからもみじ谷の取り付きまで結構長いんだよね・・・

 

途中の水場「金剛の水」 

 

ダイトレ、カヤンボの取り付きを過ぎるともみじ谷の取り付きがある。

 

第五堰堤までに見たぼっくりアート。

こんなのがたくさんあるらしいんだが2個しか見つけられなかった。

 

凍結した上に雪が積もっていて滑るのでチェーンスパイクを迷わず装着。。。

 

第五堰堤にはロープと梯子がある。

雪、凍結の時期はありがたいね。

 

 いつもは右の本流ルートに進むんだが何を思ったか左の源流ルートに進んでしまう。

ロープ場、急登ばかりで踏跡のあるところはしのげたが雪で踏跡が確認できなくなってしまい難儀するはめに・・・

急斜面に取り付いているので戻ることができず滑落しないように木の根っこを探して上を目指した。

 

 この道が見えた時はホッとした。。。

初ルートなのでどの辺りに出るかわからないが進む。

笹の葉に雪が乗っていてズボンが濡れる・・・

 

 

鳥の餌場の辺りに出るだろうと思っていたが少し手前の伏見林道に出てヤレヤレだ。

 

ガス、雪で真っ白な世界。。。

 

ブナ林のところの景色は雪と霧氷でなかなかいい感じだ。

 

ここまでに来る木の階段は凍結していてザクザク音がする。

葛木神社では今日の無事をいつもながらお願いした。

 

この下りはアイゼンが無いと全く歯がたたないぞ!!

 

 

なんとか11時30分のライブカメラに間に合った。

最近は金剛山頂の看板の左側がワシの定位置となるように場所をとる(笑)

 

 下の広場で昼休憩とした、ザックのひこにも雪が・・・

カップ麺は水筒に沸騰したお湯を沸かして入れてきたら大丈夫。

食後のコーヒーでほっこりした。

 

山頂の気温は-2℃。

 

かまくらも今年初めてみましたね。

下りはダイトレからサネ尾を下るべく進んでいて急な階段を下りだしたらスマホのヤマレコマップがルートが違うと警告を発してきた。

戻り地図を確認すると行き過ぎていた。

最近のヤマレコマップにコースを入れてくると時間、標高をしゃべりコースを外れると警告を発してくれる。

便利な時代になったものだ!!

しばらくは歩きやすいサネ尾だった。

 

 こんな案内があった。

もみじ谷第五堰堤にいけるようだ。

下りは下調べでロープ場があるとなっていたがここには急な下り、足元注意としか書いていない。

 

落ち葉の上に雪が積もった急なロープを張った下りが3か所ほどあったがチェーンスパイクを履いているので難なくクリアできた。

しかし夏道で下りに使う場合は注意が必要だろう!!

 

 最後は沢を渡りガンドガコバ林道に出る手前でチェーンスパイクといトレッキングポールをキレイに洗った。

 

 ここの取り付きにはカヤンボと書かれていた。

後は長い林道歩きをして終了だ。

 

もみじ谷源流ルートは歩いてみたい思っていたし下りのサネ尾ルートも歩こうと思っていたので初ルートを歩けて良かったかな!!

それと水越側からだと歩く距離もそこそこあり駐車料金もかからないというおまけつきだ!! 

春のツツジの時期も水越峠から大和葛城山に登ります。

今日の無事に感謝~


シェイクスピア氷柱群

2019年02月02日 |  山登り 大峰

シェイクスピア氷柱群というのが大普賢岳に登った時に教えてもらって知っていたがまさかワシが見に行くとは思ってもいなかった!!

どんな感じのところを登るのかユーチューブ、ヤマレコでかなり見ていたつもりだが本番はカナリ強烈な山行となった。

R169大台ケ原ドライブウェイ冬季通行止めゲートの先に車をデポしてクライムオンだ!!

 

この日のためにカジタックスアイゼンとソールの硬い靴を新調した。

もう僕の山道具はモンベルだらけだ。

 

このゲートから小普賢岳?の辺りが見えているはずだが雲の中だった。

積雪、凍結でアイゼンを装着してます。

 

林道歩きから山道に進むが今にも壊れそうな木橋を通過する。

 

ちょっとおどけてみる(笑)

 

山葵谷を進む。

 

最初のロープ場の写真は撮ったが後の登山道の写真は皆無だ。

もうビビリのジジィには危険で心の余裕が全くない。

ロープ場が3か所ほどあって踏み後をトレースして進むんだが斜度がキツ過ぎる・・・

雪の斜面をアイゼンの前爪を蹴りこんで登るがきかない場面も多数だしピッケルのきかない場面が多くて

滑落の心配ばかりして登りかなり体力、神経を消耗してシェイクスピアにたぞり着いた。。。

 

左がハムレット、右がリア王。

右にクライミングしている人がいるがかなりデカイ氷瀑だとわかる!

 

さらに右側にあるのがマクベス、ここも下にクライミングしようとしてる人が確認できる。

 

リア王の内部に入って写真を撮る。

かなり氷柱が解けてきている感じだ。

これも青空に映える画となるね!!

 

ツララが落ちてきて危ない場面もある、崩れる音もする。

 

とりあえず記念写真をば(笑)

この辺りでカップラーメンを食べてしばし休憩タイムです。

 

登りでカナリ滑って難儀したから下りで滑るのを予想していたんだがこの積雪状況では下りの方が滑らず歩きやすかったのは予想外だった。

登りでカナリの斜度を登ったんだが下りでは危険を感じロープで懸垂下降をする場面もあった。

ビビリのワシをシェイクスピアに連れていってくれたbachさんありがとうございました。

ヘルメット、ピッケル、ハーネスをお借りして実現した山行だ!

紀泉アルプスでロープワークの練習をしたのも今日のためなんです。

いや~行って良かった、今日の無事に感謝です