8月13日の夕方から14日の午前10時頃まで海部郡牟岐町に(JCC-37004D)に移動運用に行った。ある局から以前の交信中に海部郡牟岐町が四国内で唯一交信が出来ていないとの事で、移動運用の要望があった。
徳島県ではこの牟岐町と勝浦郡勝浦町が比較的に出ていないエリヤの代表格で私も常置場所の局のカードは其々2枚くらいしかコンファーム出来ていない。しかしながら勝浦町は最近、道の駅15番「雛の里」が開設されてからは県内外からのQRVが行われ需要度は下がっている。其れに比べ牟岐町は、アクティブな局や道の駅も無く移動運用も年間数局の運用しか行われず地理的にも移動運用に適した場所は少ない。
FD・コンテストに先週、山に移動し運用したが日中の暑さは尋常でなかった為、今回は夕方に現地に向かい夜間のパスと早朝のパスを中心に運用した。運用場所は南阿波サンラインの第4駐車場(過去3回移動しているが3回ともこの場所)海からの高さは50mくらい20m先は太平洋に突き出した崖、正面の海には大島が少し右手には出羽島が眼下に広がる素晴らしい景観だが残念ながら北側は電波伝搬上には問題と成る山が屏風の様に立塞がっている。駐車場も、まずまずの広さだが3.5MHzのハーフラムダのアンテナと成ると北東面には上手に張れない状況だった。
6時位に現地に着き、7MHz と3.5MHz をクリップで切り替える全長40mのエレメントに両サイド10mのナイロンロープを付け11mHのポールで逆Vに張って、18:42JST 運用開始、夕方から宵の口のコンデションは大変良かった。
運用実績
7MHz 203交信 結果的に良い実績には成らなかったが運用時間帯の関係か?
3.5MHz 44交信 運用局数の事を考えると「こんなものかな?」と言った感じ
21MHz 1交信 日中の時間帯を使えば、この倍は可能だったと思う。
18MHz 18交信 宵の口のコンデションは3回の内、一番良かったが?
計 266交信 早朝のコンデションは余り良くなかった。
次回は晩秋、の気候の良いとき遣り直しに挑戦したい。
今年の沖縄本島と鹿児島の間に並ぶ離島 与論、沖永良部、徳之島、奄美大島の四島(一市八町二村)と島根県の沖合いに浮かぶ隠岐の島、知夫里島、西ノ島、中ノ島(三町一村)と大分県国東半島の北の海上に浮かぶ姫島(一村)の離島での交信数は下記のとうり
1 鹿児島県大島郡天城町 46005D 1097交信
2 鹿児島県大島郡徳之島町 46006L 874交信
3 鹿児島県大島郡瀬戸内町 46005J 799交信
4 鹿児島県大島郡与論町 46005B 776交信
5 鹿児島県大島郡知名町 46005A 730交信
6 島根県隠岐郡西ノ島町 32006G 682交信
7 鹿児島県大島郡伊仙町 46005E 671交信
8 鹿児島県大島郡和泊町 46005C 666交信
9 島根県隠岐郡知夫村 32006B 652交信
10 島根県隠岐郡隠岐ノ島町 32006H 624交信
11 島根県隠岐郡海士町 32006D 616交信
12 鹿児島県奄美市 4623 614交信
13 鹿児島県大島郡大和村 46005M 611交信
14 鹿児島県大島郡宇検村 46005F 602交信
15 大分県東国東郡姫島村 45001B 378交信
16 鹿児島県大島郡龍郷町 46005K 220交信
計 10612交信
平均 663交信
上記データは夕方17時から23時までと翌朝5時から7時位の6時間から8時間の運用時間の実数で天城町は要求度が高く翌日の夕方まで運用した。
龍郷町は台風2号に追われ鹿児島へフェリー便に乗船の都合で12時から16時までの昼間の国内コンデションの悪い時間帯での7MHz と21MHz帯を使用しての運用実績と成った。
姫島村は同日に他の移動局(競合)が有り実績が伸び悩んだ。