私は2005年頃から全市,全郡、全行政区、全町村のアワードに挑戦し始めた。全市、全郡、全行政区は直ぐに完成したが全町村は現在でも完成していない。町村の残り150位に成ると殆どQRVが無く交信が非常に難しい現状にある。特に郡部の交通の便利が悪かったり人口の少ない過疎の村が出ていないように思う。
残りが150位に成ると交信できる局は殆どポータブル局に成る そして県内局より全国を傾向だった移動運用をする方に御世話に成ることが多い。 橋本さん、星野さん勝さん、牧野さんに大変御世話になり又、憧れていた。自分も何時か全国を回りたいと皆さんのオペレートを聞きながら思っていた。其の後、自分もリタイヤし自由の身に成ると移動局を申請、手始めに徳島県内の郡部の日帰り移動運用から始めた。其の後香川県や高知県へ1週間程度の移動運用を数回経験、2009年の夏、初めて北海道移動運用に挑戦した。
この時の運用地は次の方法で選定した。
(1)当時は道の駅の移動が主流であったが、道の駅の無い町村を中心に選んだ。
(2)自分のログ(6万交信)から交信回数3回未満の町村を選んだ。
(3)市は人口も多く地元の局の移動が有るので対象から外した。
私は県外移動運用を始めたのが後発だったので。早くから始めている人と違った遣り方が良いと考え運用方法を下記の様にした。
(1)移動場所は1日、1箇所とし長時間の運用を行う。(呼ばれなくなるまで)
(2)7MHzの運用が中心の為、夕方から夜に掛けてと早朝の運用を行い地域差や運用 時間帯による交信格差を無くす。
(3)出来る限り長期間の移動をする事により移動経路や運用情報を知ってもらう。観光と併用でなく無線運用を中心とした旅とする。
(4)運用は全町村アワード対象地とし本格的なアンテナで行う。
移動地の選定が終わると移動場所を決める事になるが、最近はグーグルアースなど便利な物が有り航空写真で其の地区の地形や付近の状況や高度、緯度経度まで読み取ることが出来る。最終的には現地に行かないと解らない事も有るが私はこの方法を使用し85%位の確立で問題なく運用できた。