黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

一寸したミスの話

2013年11月05日 | アマチュア無線

最近のハイ・バンドはK9W(Wake Island)とXR0YY(Easter Island)からの運用が始まり連日賑っているK9Wは距離的にもパス的にも安定していて何処のバンドも信号は強力に入感して居るがNA指定の時間が多く交信には可也待たされて辛抱がいる様である。



 先日、14Mhz でXR0YYのSSBの信号を捉え聞いているとエリヤ指定でパイルを捌いていた。聞き始めた時は1エリヤの指定であったのでDXクラスターで他の情報を探りながら順番を待った。其の時、此の局の情報がアップされていてUP6KHzの情報が入りスプリット対応の準備をして順番を待った。指定がNo5に変わった所で呼び始めたが10局も交信しない内に相手はNo6をアナウンス「ありゃ~」の感はしたが其の様な事もあるだろう?と思い次の1回り後の順番を待つ事に1エリヤは交信数が多いが他のエリヤは多くて5局以内で以外にも順番は直ぐに廻って来た。No5の指定に前回よりも気合を入れて2回ほど呼んだが応答が無く指定はNo6へと代わり今度は気持が「如何して届かないのだろう?」に変わった。相手の信号は59プラスで入感しており運用がスプリットでも相手はスポット周波数を聞いている様で受信周波数を動かしている様子は無いし、日頃交信が難しい場所でも無いし相手が5エリヤを1局も採らなかった事から競合が合ったとも思えないし数日前のアンテナの修復が十分でなかったのか?少し疑心暗鬼の状態に???次の順番まで少し時間が有るので上に周波数を変えSWRを測定するとアンテナ・チューナーを使用しない状態で針は保々1の状態でアンテナは問題ない様である。



 しかし此処まで来ると交信しなければと意固地に成り3順目を待つ事に、暫く聞いている過程でXR0YYのオペレーターとは別の局がオン・フレで[6KHz-Dwon」のアナウンスがあり思わずズッコケタ、道理で飛ばない筈、相手の聞いて居ない周波数で幾ら読んでも駄目な筈・・・・DXサミットのクラスター情報が間違って書き込まれて居た訳で私と同じ様な間違いをして居る局が居たのだろう他人に対するQSPで気付く御粗末な結果で有った。



 アメリカやEUの局はスプリット運用を行う時、下側の周波数を(呼ばす)使う事は殆ど無いが南米の局は下側を使用する局が時々居る事を忘れて居たのと「6KHz Dwon」のアナウンスが無かったので完全に勘違いをしていた。3回目の「No5」のアナウンスでは最初にコンタクトが出来て電波が届いている事は証明されたが日頃クラスターを信用しすぎ基本の自分の耳で確かめる事を怠った為に思わぬ失敗と成った。ー反省ー



 南米の局はコンテストや日頃でもどちらかと言えばSSBモードでは比較的低めの周波数を利用する事が多いが北米との絡みでも有るのだろうか?変調も深めで其の上、コンプレッサーを掛けた電波の局が多く国民性か独特の特徴がありカードの返信率が悪いのも飛びぬけている。まあ しかし此の様な失敗をする様ではまだまだ修行が足らぬ事を悟った。

 

コメント
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