黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

棚から ぼた餅で貰って来た顕微鏡

2013年11月10日 | その他

    



  今日は長野県の箕輪の方々のアイボールを終えて昼過ぎに家に帰って来た。帰りに実家の兄の所に寄ったらニコンの顕微鏡を遣ると言う事で2つ返事で戴く事に只、メカ部の部分をバラバラにばらして居たので組立てる事に成ったが可動部分の動きがスムーズに動かず(ローラーのベアリング状の部品が上手く留まらず)1時間くらい悪戦苦闘したが上手く行かず。家に持ち帰り食事の後、時間を掛けて組立て完了、接眼レンズと対物レンズを取付けて光源ランプのスイッチを入れたがランプが点灯しない。此のランプが点灯しないと対象物を見る事が出来ないので後ろのランプ部分が分離して取出せる事が出来るのでランプの取り付け端子前でテスターで導通を見ると正常、本体側内部のソケット端子の電圧をACレンジで測定すると電圧が出ていない実は最初からランプ電圧はAC100Vで連続点灯とし絞りで光量を調整していると思い込んでいた。


 ランプのスイッチを入り切りして居るとスイッチ部分に目盛りが打って有るのに気付き「此れはひょっとすると直流点灯で電圧の変化でも光源の明るさを制御しているかも?」と思い直流レンジで電圧を測定すると10V前後針が振れた。電圧が出て居るのにランプが点灯しないので不思議と思い不用意にランプを挟んでいる端子に手が触れると「あつ~」左手の親指の平に5x5mm四方の火傷の後が残った。ランプは点灯していなかったが電流は少し流れて端子温度が上がっていた様子、電球のフィラメントは導通が有り端子電圧が掛かって居て点灯しないと成るとランプの足と端子版の接触不良しかないし端子版が異常に熱くなることも納得出来る。従って端子ネジを増す締めするとネジの頭が少し回ったので此れが原因と確信してランプ・ブロックを本体に取付け電源を投入したが矢張りランプは点灯しない。



 最終的にランプの足(リード線)の固定金具をネジを緩め取り外しランプを端子から抜くと片方のランプからのリード線の片方が全周黒くコーティングされた様に変色している。最初の内は最初からの此の様な仕様でその様な構造なのか?と思う程の状態で有った。念の為にニッパーの刃先でしごくと足は金属の地肌の色に成った。長い間の微妙な接触不良から接触抵抗が大きくなり不要な発熱に寄る熱変化や接触不良に寄る火花に寄る金属表面の変化で症状が出ていた様子で最終的に此れ等の対応でランプは明るく点灯する様になった。顕微鏡の電気回路を修理した事は一度も経験した事は無かったがテスターで故障箇所を判定せず、自ら痛い目をして故障箇所を見つける事と成った。

 

コメント
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