今朝、実家に向かって6時30分頃に我家を出発、何時ものコースの那賀川の南岸の堤防を東に向いて走るのだが2月の頃は同時刻は薄暗くライトの点灯が必要であったのに最近は回りは既に明るく成っている。堤防に上がったら直ぐ右手側に自局のアンテナが見えるので何気無くアンテナを見たら第1タワーの一番上に取り付けている18と24MHz帯のデュアル・バンダーの3エレ八木の反射エレメントが他の2エレメントと角度がずれて正面から見るとクロス八木の様な状態に成っている。「此れはエライコッチャ」である。上に上げて確か3年以上経過しているのだが今朝初めて気が付いた。
3日ぐらい前に18MHz帯を運用した時、送信時に滅多に作動しない自動アンテナ・チューナーが勝手に作動したので一瞬「あれれ?」とは思ったのだが余り気にはして居なかった。今思うとエレメントの各、水平の傾きがチグハグに成った分だけアンテナとの整合状態が変わったのだろう。気に成ったが其の侭に仕事に出掛けた。気に成って居たので夕方に帰って来た時に再度、アンテナを見て確認したら早朝に見た時よりは傾きは小さく成っている「此れは困った事に成った」原因はエレメントを固定しているボルトナットの緩みに違いない。そして其のエレメントは片方の端なので最悪の場合、外れて落下する危険性があるし、しかも家族が玄関からの出入りに何時も真下を通っている場所なので早急に手直しをしなければ成らない事に成った。
此の手直し作業は自局のアンテナの取付けでは一番手間が掛かり尚且つ一番危険な作業を遣った所に再度登る事に成る。タワーの先端から出たアンテナマストは約5m強有り其の先端の下80cm位にアンテナは取付けて有るので2インチの一部2重管を3m近く登って両手離しの作業と成る。マストには昇降用の足場を取付けて有るので昇降には便利にはして有るのだが2重管に3m近く上ると目線はタワーの最上部から見ると4.5m近くの位置に成る為に結構厳しいものがある。出来れば上がりたくは無いのだが此の侭に放置は出来ないので如何しても対応しなければ成らない状態と成ってしまった。
夜に今後の作業手順を色々考えていたら単なる手直し作業で無く前々からの懸案事項の28MHz帯の6エレ八木と10,18,24MHzのトライバンダーの3エレ八木アンテナに思い切ってアンテナの入替にする事も考え始めた。そうなると問題のアンテナと21MHz帯の5エレモノバンダーを降ろす事に成るので結構大掛かりな作業と成るが現在彼是と考え中、気候的にも暖かく成って来るので、どちらにしても近日中に結論を出さねばと考えている。自分の年齢や危険性を考えるとクレーン車を利用した方が勝負が早いのだが貧乏人故に此処は思案のしどころ此れは頭の痛い事と成った。