例年恒例と成って居た高知県香美市(旧 物部村)の紅葉の名所の「べふ峡」と徳島県側の「高ノ瀬峡」へは先日行って来たが残念ながら10月の長雨と台風の影響で可也の土砂崩れで遊歩道が途中で通行止めに成った為に紅葉を十分に楽しむ事が出来なかった。
そこで其れ以外の紅葉の見所は無いか?とインターネットで調べて居たら以前にアマチュア無線の移動運用に出掛けた高知県安芸郡馬路村の奥地に紅葉の綺麗な場所が有る事を見付けた。其の場所は馬路村の魚梁瀬の集落から可也奥に入った魚梁瀬ダム湖の山肌にある事が解かった。此の場所は先日訪れた「べふ峡」から南東方向に15Km程離れた場所に有るが其処へのルートは全く違った方向から向かう事に成る。
今朝10:20分頃に我家を出発し国道55号線を南下し徳島県の宍喰町から高知県の東洋町に入り野根川沿いに493号線を進み四郎ヶ野峠を越えて高知県安芸郡北川村に入り今度は奈半利川を上流方向に上り落合で右折し橋を渡ると一本道を魚梁瀬ダム方向に向かいダム湖の奥の赤い橋を渡ると馬路村の魚梁瀬集落(上段写真2)に入る此の間約120Km位で到着は13時少し前であった。
此処から今度は細い山道を15Km近くダム湖の上流側に進むと其の道路の山側の斜面に紅葉が進んでいた。ただ「べふ峡」の様に紅葉を見る為に観光化された場所で無い為に紅葉を楽しむ人影も無く行き帰り共に対向車も全く無く秘境の感じ、私の様な物好きな人間で無いと近寄らない様な(普通の人だと尻ごみする様な)場所にあった。
私の見た感じでは紅葉は此れからの感じがしたが帰り道に家内の御希望の柚子のジュース「ごっくん馬路」を買いに魚梁瀬温泉に立ち寄った時に支配人に紅葉状況を聞いたら「例年なら今が最盛期だが今年は紅葉時期が早くもう終わりの方で良い時期は過ぎている」との話に???奥の紅葉は葉っぱの先っぽが真っ赤でも幹に近い方は未だ黄色い色合いだったので此れからだと思うのだが?然し往復300Kmを近日中にもう一度来ると成ると大層なので来年にもう一度訪れようと思って居る。
文中の魚梁瀬は「やなせ」と読む梁瀬、此の二文字でも同じく「やなせ」と読むが此方は読める人は多いかも?然し此方の「魚梁瀬」は難しい読み方のクイズ問題に成りそうな地名だ。