日々の7MHz帯のDXワッチ時にワイヤーアンテナの非力さを痛感し、此れは台風対策の為にタワーに沿わせて垂直状態に固定した3エレ八木をそろそろアンテナマストに固定して運用出来る様にせねばと今日の午後からタワーに上りました。
此のタワーには現在50MHz帯の7エレヤギしか取り付けて居ないので台風対策の為にアンテナが回らない様に機械的にロックして居たので其れを解除する事と今年の春先に7MHz帯の3エレ八木をアンテナ・マストに取付ける作業をしようとしたらタワーの横の『よのみの木』の背丈が思いも他に成長し、タワー支柱に垂直に仮固定した八木アンテナのブーム・パイプの重心点を電動ウインチでタワーの15mH位まで吊り上げて其処でブームを90度移動させ先ずアンテナブームを地面に平行にさせ其の後にアンテナ・エレメント部分を90度移動させ(此の状態で本来のアンテナの姿と成る)此の状態で其の侭に電動ウインチで吊り上げ最後にアンテナマストに固定する予定の作業が途中でアンテナ・エレメントが、よのみの木の枝が邪魔に成り引っ掛かり旨く作業が出来なかった。
前記の問題を克服する為には、よのみの木の伐採か、邪魔に成る上側の50MHz帯の7エレを一時取外すか、又は垂直偏波状態にしないと問題解決の為の電動ウインチの『吊りしろ』が確保出来ないのだが、よのみの木の背丈調整の為の伐採は可也大掛かりな作業に成るので、現時点では50MHz帯のアンテナ側の対応でアンテナ工事を行なう予定なのだが、此の作業もタワーのトップからアンテナ・マストを4mほどの高さまで上らねば成らず、結構怖い作業で前回の2005年のアンテナ工事以来、全く行って居ない作業と成る。
其の為にはアンテナ・マストに昇降用のステップを取り付けねば成らず其の作業の下準備で今日の午後にタワーに上がったが以前(16年前)の作業時には若かったのか?ステップは50cm間隔で十分上れたが今日試してみたら足が上がり辛く、如何やら30cm間隔で無いと大変な感じで此の状態だと以前寄り5個ほど多くステップ材が必要に成り、先ず此れを如何にかしなければと云う事に成った。
クリエート社のドブ漬けのステップ(6個所有)だと1個3000円程するので不足の5個を購入すると成ると15000円プラス送料と成ると年金暮らしの爺さんにはブルブルが来た。何とか安く仕上がる方法を彼是と考えた結果、以前に買って居た62mmΦと単管を繫ぐ異径直交クランプが何個かある事に気が付き此れを使用する事にした。確か強度は150Kg以上在ったと思うので下側の1.5m位までは此れを使用し、時間の掛かる作業となる其れ以上の高さの部分は信頼出来る従来のステップを使用する事にしてタワーの踊り場で其の作業をしていたら如何した事か?『一天俄かに、掻き曇り不穏な状況に!』其れでも多分心配は無いだろうと作業を進めていたら行き成りピカピカと閃光が走った瞬間にゴロゴロ・ドカーンと強力な雷さんの登場に肝を冷された!安全ベルトを掛けて居たので問題は無かったが男子の大事な所が一気に舞い上がった感じで久し振りに高所作業中に恐怖を味わう事に!然も其の後は滝の様な雨が降り出し全身ズブ濡れ状態に成り『此れは適わんわ!』とタワーを急いで下りる事に成ったが此れが又大変で今日は散々な目にあって仕舞った。開局以来タワーに登る機会は結構在ったが間近い落雷とスコールの様な豪雨に遭遇したのは初めての事で此れは可也心臓には良く無かった。