今回の北海道旅行は義姉が訪れた事の無い道央・道東方面の観光スポットを中心にした旅を計画したので大きく分けて旭川方面、摩周湖・屈斜路湖を含む弟子屈方面、世界文化遺産の知床方面と花を中心に見て廻る美瑛、富良野方面の4ブロックに成った。初日の旭山動物園・旭岳の観光が終り二日目は旭岳温泉から旭川市を経由し層雲峡~流星・銀河の滝~大雪ダム~三国峠~糠平ダム~オンネトー湖~阿寒湖~パンケトー湖~観光スポットの密集した弟子屈方面(摩周湖、硫黄山、川湯温泉、砂湯、屈斜路湖、美幌峠)への長距離の移動日となった。
此方への移動ルートは大きく分けて上川町からルート333号で北見市に入る方法と上川町から層雲峡~石北峠を越えてルート39号線で北見市に至る方法と層雲峡~大雪ダム~三国峠を経由するルート273で糠平湖(ダム湖)~足寄町を経由した足寄国道(ルート241)を利用して最初の観光地のオンネトー湖に至る方法がある。時間を重視するなら最初のコースを、変化を望むなら北海道を代表する石北峠(1049mH)か三国峠(1147mH)を越えて行く二番目か三番目のコースと成る。多分、距離的に一番長い三番目のコースを今回選んだ理由は、他のルートは何れも過去に3~4回通って居るが此のルートは2009年に一度通った切りで10年振りだった事と、三国峠を越えると写真の見事な高架橋上を走行したり、壮大な原始林の中を突っ切る直線道路が多く走行車も少なくドライブするには変化のある楽しいコースだったからである。
此の日は旭岳温泉を出発し旭山動物園の横を通り当別町に入りカーナビは信号機の無い広い農道をジグザグに進んだ後に高規格道路に乗り層雲峡に到着した。層雲峡の観光上での最大の売りは壮大な垂直壁の露出した岩肌の壮大で見事な変化なのだが最近は岩肌に草木が増殖して景観が随分変わり層雲峡の本来の魅力が段々と薄れつつある。其の上に此の地区は土砂災害が多く其の防御対策として「銀河トンネル」が作られた事で此の地区の通行形態が変わり旧道上で見られる観光スポットも少なく成って居る。私達も此の地区一番の観光スポットである黒岳に天候不良で黒岳ロープウェイで上がる事を諦めたので此の地区の観光スポットは上段の写真の流星・銀河の滝と大函の見学だけに終り其の後は大雪ダムの堰堤を通り三国峠を越えてオンネトー湖方面に向かった。