最近のハイバンドの国内コンディションに蔭りを感じ始めたので私は今月の16日の早朝から運用形態を7MHz帯のDXingの方に切り替え始めた。此の周波数帯では05時前後にDX信号もボチボチと入感して居るが当局のような弱小パワーではDX局の信号が聞こえても此方の電波が相手側には届かず、幾等呼び掛けても殆ど応答は無く世間の大砲と同時にピストル程度で幾等乱射しても応答はサッパリポン状態で寂しい限り・・・・
早朝の7MHz帯運用で実績が無いと其の挽回の為に午前中の18~21MHz帯を毎日丹念にワッチしてみるのだが時折8エリアの信号は入感するのだが其の殆どは既にQSO済みの局ばかりで矢張り此の周波数帯辺りでは関東方面のパスが開けないと賑やかさや面白さに欠けて仕舞う。今朝の7MHz帯のDXコンディションはサッパリポンで先程、無線業務日誌をチェックしてみたら8月16日から交信実績は無しの状態・・・・・
此れでは余りにも寂しいので余り期待をせずに09時頃から21MHz帯をワッチしてみたが8エリアの御馴染さんが1局聞こえて来ただけで後は何も聞こえずサッパリポン状態に!其の後念の為に18MHz帯に下りてワッチをして見たがバンド内はノイズだけで何も聞こえずガックリポン状態でワッチを終え閉局した。
其処に宅急便でお盆前に秋月電子に注文して居たパーツが届いたので『此れは調度良い暇潰しに成る』と以前に製作して居た無線付加装置の多目的コントロールBOXの使い勝手が悪い場所の改造に取り掛かった。
今回の改良点
① 此のコントロールBOX内にはマイク切り替え回路を内蔵し3本のマイクを其々に切り替える事が出来るのだがICOMのトランシーバーの場合は機種に寄りマイクアンプが内蔵されていないマイクだとゲイン不足で問題があるのでマイクアンプ回路を組み込んで其々のマイクゲイン不足を個々のマイクに応じて調整できる様にした。
② 以前に組み込んでいたエレキー回路は余りにも御粗末な回路だったので今回は本格的回路を採用し(ピッチ幅を自由に変更可)の高機能の物に入れ替え更に録音回路を追加した。
③ 無線機卓で居る時は無線ワッチかインターネット経由で音楽を聞くかどうかで?其々のAF出力は別々に成って居て使用目的に応じて一々、ヘッドホーン・プラグの抜き挿し替えを行なわなければ成らなかったが此れは結構面倒なのでリレーの切替え回路を増設して単独無線機関係のAF出力ジャックとは別にもう一箇所のジャック出力ではステレオ音声出力と無線AF出力をワン動作で瞬時に切替えて一つのヘッドホーンで其々のソースを聞ける様にした。
④ 此れ等の改造に寄り可也の其々のAFレベルに差が発生したので其れレベル差を補正する回路を儲け切替え時の違和感を取り除いた。
此れ等の改造には3時間程掛かったが此れで3台の無線機に其々3本のマイクを瞬時に切替えて自在に使用出来る様に成り又、其々の無線機で2台のAFデジタル・フィルターの切替と制御、2台のパソコンからのステレオ出力信号の切替とステレオアンプのドライブが自在に出来る様に成り此の無線機卓に居る時の無線と音楽を楽しむ場合の操作が此のコントロールBOXで制御出来、以前寄り更に使い勝手が良く成った。