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最近は雨が降らなければ5Kmを50~55分くらいで写真のコースを散歩を兼ねて歩く様に心掛けている。この地に来て約33年になるが この道は自動車で走る事は有ったが歩いたりする事は余り無かった。退職して時間的な余裕が出来たのか周りの景色を見ながら歩くのも結構楽しいものだ。
最初の写真は大野町を西の端から撮った物 那賀川が山の間から平野部に出た三角洲の始まる所から写した(扇子の要の様な場所)左端の山の切れ目と右端の工場の後の山辺りから一気に三角洲は広がって行く、中央部の高い送電鉄塔と煙が出ている煙突の間の方向に我家が有る。
この地は山からの流れ出た肥沃な土壌に恵まれ水の奇麗な事が相俟って昔から「大野 米」と呼ばれ阿波の殿様は食していたらしい。
煙が出ている煙突辺りは既に紀伊水道に面しており那賀川の河口付近(8Kmくらい)で阿南市を代表する企業、王子製紙富岡工場 右端の大きな建物は「ブルーのLED」で一躍有名に成った日亜化学の本社工場群でこの二大企業の御蔭で?阿南市は現在、全国の市政の中で健全財政としては全国ベスト10の上位にランクされているらしい。
2番目の写真は古毛の堰堤、真水と海水との縁切りと北岸用水の取水口に成っている 此処から取り入れた水が此処から始まるデルタ地帯の北側の全ての田園地帯を潤している。
3番目は大野町の野菜と言えば人参と言われるくらい馴染みの有る『人参のハウス』米作の後は人参作りが盛んに行われている。大野の町は全体的に耕作面積は大きく無いが昔から土地を有効利用する事では秀出ており米、麦、タバコ、山ではみかん作りと良く働く事で有名な土地柄で『大野に行った嫁さんは立ったまま眠る』と云われ忙し過ぎて横に成っては眠れない事らしい(私らが子供の頃は麦とタバコの時期がかち合い且つタバコの乾燥は寝ずの番だったので)兎に角 現在でも皆さん良く働く人達だ。そんな人達が昼日中ノンビリ散歩して居る人をどう思うかナ?と家内に聞いたら間髪を入れず『歩く時間が有ったら働け! 其方の方がはるかに健康にいいわと言われると思うよ』 グサリと胸に刺さる御言葉! 言わなきゃ良かった思案橋 アチャー・・・
次の写真は、我家の近くの写真、高い送電鉄塔の右手前にタワーが見える その右隣の緑のドーム上の建物は阿南市水道局の水上げ場で関連施設が建っている 取水口は何箇所か有るが私の家の南側の近くにも設備がある 那賀川の水も子供の頃は飲んでも問題無い程奇麗だったが最近は生活用水と汚水が流れている為汚れて来ているのか鮎が余り取れなく成っている様に聞く。
4枚目は相も変らぬアンテナの写真、でもこのシステムにするのに30年の月日が流れた 無駄な事もあったが其々に思い入れが有る。