ちょっと気が向いて、普段行ったことのない喫茶店に入ってお茶をしていたら、ふとレジ横の壁に貼ってある紙に目が留まりました。そこには…
『傘の取り違えについて、当店では責任を負いかねません』
と書いてあったのです。
はい、この日本語は×!わかりますか?
『責任を負う』という言葉に『~しかねる』という言葉がついた段階で、既に否定形になっているわけです。ところがこのお店の貼紙は、そこに更に『~ません』という否定形をくっつけてしまったわけです。ということは…はい、昔習った文法の授業を思い出して下さいね。つまり
否定+否定=肯定
となるわけです。だから、先程の貼紙を額面通りに受け取ると、このお店では傘を取り違えた時には、店側が全面的に責任を負ってくれる…ということになってしまうわけです。
これはマズイな…と思って、会計の時におねえさんに「この貼紙の文章は間違ってますから、書き直した方がいいですよ」と言ったところ、そのおねえさんは一言
「はあ?」
これはもう話が通じていないな…と思って、お金だけ払って出てきてしまいました。
ちょっと雰囲気のいいお店だったのですが、多分もうあのお店には行かないだろうなあ…と思ったのでありました。
『傘の取り違えについて、当店では責任を負いかねません』
と書いてあったのです。
はい、この日本語は×!わかりますか?
『責任を負う』という言葉に『~しかねる』という言葉がついた段階で、既に否定形になっているわけです。ところがこのお店の貼紙は、そこに更に『~ません』という否定形をくっつけてしまったわけです。ということは…はい、昔習った文法の授業を思い出して下さいね。つまり
否定+否定=肯定
となるわけです。だから、先程の貼紙を額面通りに受け取ると、このお店では傘を取り違えた時には、店側が全面的に責任を負ってくれる…ということになってしまうわけです。
これはマズイな…と思って、会計の時におねえさんに「この貼紙の文章は間違ってますから、書き直した方がいいですよ」と言ったところ、そのおねえさんは一言
「はあ?」
これはもう話が通じていないな…と思って、お金だけ払って出てきてしまいました。
ちょっと雰囲気のいいお店だったのですが、多分もうあのお店には行かないだろうなあ…と思ったのでありました。