共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

Buono!

2011年10月08日 20時15分51秒 | 日記
折角イタリアオペラを鑑賞したのですから、イタリアンdeディナーです。

ということで今日はボロネーゼと赤ワインです。実はこの後、ジェラートも頼んじゃいました(^-^;。

通常オペラというのは歌芝居ですから、そのストーリーが展開されている中で幕が下りるのですが、《ファルスタッフ》は他のオペラと違って、てんやわんやのいろんなことがあった後、全員が横に並んで客席に向かって『この世は全て冗談、人は皆道化師…』という歌詞の、賑やかで見事なフーガで締め括られます。これが2時間歌い演じた後に歌うには、あまりに音楽的内容が濃ゆ~い壮大なものなのです。それでも、今公演の全体的に若いキャスト達は、とても楽しそうに歌ってくれました。

とにかく今日は楽しかったです。ではシメに…。

Viva Giuseppe Verdi!Viva Opera Italiana!
(ジュゼッペ・ヴェルディ万歳!イタリアオペラ万歳!)
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楽しかった~(*^▽^*)

2011年10月08日 17時55分33秒 | 日記
終わりました。新百合ヶ丘駅に向かって、人がどんどん流れて行きます。

今回は2回公演でタイトルロール(主役)も2人いたのですが、今日ファルスタッフ役を歌うはずだった折江忠道さんが急病で出演不能になってしまって、急遽明日ファルスタッフ役を歌う予定の三浦克次さんが今日も本番で歌うことになってしまっていました。

主役だから、オペラ全体も中で歌う分量も半端でなく多いわけです。だからこそ人を分けるのですが、それでも三浦さんは目一杯舞台で歌って、動いて、芝居して、大車輪の活躍ぶりでした。さすがプロ!

特にすごかったのは第2幕の最後で、大きな洗濯カゴに押し込まれたファルスタッフが、みんなの目の前で洗濯物ごと川に放り投げられるシーンで終わるのですが、なんと舞台の前の方に本当に水を張った川…というか溝があり、今回の演出で何とその水の中に本当にバシャ~ンと投げ込まれてずぶ濡れになっていたのです!

話によると折江さんの急病は風邪らしいのですが、ひょっとして…この演出のせいで…?み、三浦さん、明日頑張って下さいね~…。

学校主催の公演らしく、あまりお金をかけられなかったのか、演出が、第2幕後半のフォード邸のサロン以外にはどこかしら黒紗幕で覆われていて、舞台の使い方が全体的にショボかった(特に第1幕は2つのシーンあるのですが、前半のガーター亭は舞台の右半分だけ、後半の広場は左半分だけしか使わないという、何とも狭っ苦しい感じだった)のが残念ですが、それでも久しぶりにオペラ鑑賞できて嬉しい一日でした。やっぱりライヴは最高で~す(-^〇^-) 。
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生意気な…

2011年10月08日 16時11分34秒 | 日記
劇場らしく、いっちょ前にバーカウンターまで完備しています。学校の付帯設備だっつーのに…。

でもね、ここのコーヒー…美味しくな~いっ!(^w^毒)
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只今休憩中

2011年10月08日 16時06分54秒 | 日記
第2幕までが終わりました。残るは最終幕のみです。

客席を写してみました。海外の劇場のような、いわゆる『馬蹄形』という2/3楕円のような形をしている本格的な空間です。

ホント、こういう充実した施設が私達の在学中には無かったことに、今更ながらムカついております(`へ´メ)。
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懐かしい場所

2011年10月08日 14時57分31秒 | 日記
劇場のオーケストラピットです。オケはお客さんから極力見えないように、舞台前面のこの場所に沈んでいます。

かつて音楽関係の仕事がまだ数あった頃には、私もこの場所に入って演奏したことがあります。今はやはり不景気の煽りでオペラ公演そのものが激減してしまったので、我々フリーのプレイヤーがここに呼ばれることはめっきり無くなりました。

でも…久しぶりに見ると…やっぱりオペラやりた~いっ!だって楽しいんですもの(T_T)。
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ヤッタ~!(^o^)v

2011年10月08日 13時42分38秒 | 日記
今日、本当は仕事があったのですが、間際になって急遽キャンセルになりました…。こんな報告、前にもしたような気がするのは…気のせい?

尤もそのおかげ(?)でなんと、超久しぶりに生でオペラを鑑賞できることになりました~!O(≧∇≦)Oしかも演目はイタリアオペラの巨匠G.ヴェルディの生涯最後の名作《ファルスタッフ》です。

ということで、私の出身校である昭和音楽大学にやってきました。私が通っていた時は厚木市の駅からバスで30分ほど離れた不便なところにあったキャンパスは、今や新百合ヶ丘駅徒歩5分の便のいいところに移転しやがりました…ε=(-_-メ)。

まあ、その母校から招待状が来ていたので、それを活用してみたわけです。つまり『タダ』でオペラ鑑賞で~す(o^-')v。いいでしょ、学生時代それに見合うだけの授業料払ったんだからね~♪ヽ(^。^)丿。

《ファルスタッフ》はヴェルディの歌劇全26作の最後に作曲されたもので、それまで《運命の力》や《オテロ》等、ドロドロの悲劇ばっかり書いてきた巨匠が書いた唯一の喜劇オペラです。ただ、喜劇と言っても80歳の巨匠の作品だけあって、音楽的内容は半端なく濃い~です。

内容はシェイクスピアの《ウィンザーの陽気な女房たち》や《ヘンリー4世》を基にしたもので、巨漢の貧乏老騎士ファルスタッフが、金目当て半分で横恋慕した2人の人妻に、名前以外全く同じ内容の恋文を送ってしまったことで、バカにされたと憤慨したε=(`へ´メ)女性達が巧みな知恵で散々に懲らしめてやろう…と画策します。そこへ嫉妬深い旦那が血相変えて(#`皿´)現れたり、更に彼の娘と若い恋人カップルの恋愛事情が絡んだり ( *^_^)(^_^* ) して物凄くややこしい展開になるという、シェイクスピアらしいドタバタ喜劇です。

先ずは楽しんで来ま~す♪
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