お祭り気分もすっかり抜けて、今日からまた新たな一週間がスタートしました。
小田原の教室を終えて片付けていると、外から
…ゴロゴロゴロ
という雷鳴が聞こえて来ました。
「あぁ、来ちゃったな。」
と思ったのですが、今日は朝から集中的大雨の注意が喚起されていたので、大きな傘を持ち歩いていましたし、スタジオから小田原駅まで歩いて五分くらいなので、さほど気にもせずに片付けを急ぐと駅に向かいました。
その頃になると
ゴロゴロゴロ…
と、だいぶ雷が近くなっているような印象でした。それと共に降ってくる雨粒も段々と大きくなってきて、傘に当たる音が激しくなってくるのが分かりました。
それでも、あまりひどくならないうちに駅舎に到着し、改札口に向けて歩を進めていました。
と、そこへ
ピシャバリバリバリ!
という凄まじい雷鳴と共に駅舎が揺れ、同時に駅構内が上の写真のように真っ暗になったのです。どうやら駅舎に雷が直接落ちたものと思われます。
一応公共の場所として予備電源が用意されているので完全な闇にはならなかったので、臨時の灯りを頼りに小田急線の改札口まで行ってみました。すると電光掲示板が機能していたので駅員に聞いてみたら、
「現在安全確認中ですが、すぐに発車できると思います。」
という返事だったので、とりあえず改札に入ってホームへ降りてみることにしました。
雷鳴も雨音もどんどん激しさを増していました。それでも、
「間もなく10番ホームに電車が参ります。」
というアナウンスがあったのでヤレヤレと思っていた…矢先
バリバリバリドドーン!!
という轟音と共に閃光が走り、昼間のように世の中が明るく照らされたかと思うが早いか、プラットホームの照明が一斉に消えたのです。
一分程で再び照明は点きましたが、その後
「お客様にお知らせ致します。只今の落雷に伴う停電により、信号機システムに不具合が生じました。確認が取れ次第運転を再開しますので、しばらくの間お待ち下さいますよう、お願い申し上げます。」
というアナウンスがあって、構内は騒然としました。
それからどのくらい待ったでしょうか。ようやく折り返し運転の列車が構内にやって来ました。乗客が全員降りてからようやく乗り込んでひと息着いた頃から、雨の激しさが一層酷くなってきました。
そのうちに、
車両とホームの屋根とがあまり上手く噛み合っていない先頭車両の車内に、開けっ放しの扉からジャンジャン水が入って来てしまったので運転席まで行って、前二両の扉を閉めるように車掌室に連絡させました。すると、
「お客様にお知らせ致します。只今、酒匂川に架かる橋の雨量計が基準値を超えたため、小田急線は小田原〜秦野間で運転を見合わせさせて頂きます。復旧については、見通しが立ち次第お知らせ致しますので、東海道線での振替輸送をご利用下さい。」
ハイ、遂に恐れていたことが起きました。集中豪雨のよる運転見合わせです。
一部の駅の利用者であれば振替輸送の使い用もあろうかというものですが、残念ながら本厚木の駅というのは小田急線しかないため、振替輸送の使い用かないのです。なので諦めて、ひたすら運転再開を待つことにしました。
それからどのくらい経ったのか…
いつの間にか寝てしまっていた私の耳に
…ゴトゴトン、ゴトゴトン、
という列車が走る音が響いてきました。どうやら寝てしまっていた間に運転再開していたらしいのです。
『おぉ、良かった良かった。』
と思ったのも束の間、一駅停まる毎に、それまで各駅のホームで待たされていたとんでもない人数が乗り込んで来るのです。それはそうですよね。何しろ小田原から本厚木に至るまでの各駅は何の乗り換えの逃げ場もないのですから…。
そわなわけで、19時に小田原駅に入場して本厚木駅に到着した時には23時を越えていました。街中は打ち水効果ですっかり涼しくなっていましたが、すっかり疲れ果ててしまった私は、重い身体を引きずるようにして家路を急いだのでありました。
小田原の教室を終えて片付けていると、外から
…ゴロゴロゴロ
という雷鳴が聞こえて来ました。
「あぁ、来ちゃったな。」
と思ったのですが、今日は朝から集中的大雨の注意が喚起されていたので、大きな傘を持ち歩いていましたし、スタジオから小田原駅まで歩いて五分くらいなので、さほど気にもせずに片付けを急ぐと駅に向かいました。
その頃になると
ゴロゴロゴロ…
と、だいぶ雷が近くなっているような印象でした。それと共に降ってくる雨粒も段々と大きくなってきて、傘に当たる音が激しくなってくるのが分かりました。
それでも、あまりひどくならないうちに駅舎に到着し、改札口に向けて歩を進めていました。
と、そこへ
ピシャバリバリバリ!
という凄まじい雷鳴と共に駅舎が揺れ、同時に駅構内が上の写真のように真っ暗になったのです。どうやら駅舎に雷が直接落ちたものと思われます。
一応公共の場所として予備電源が用意されているので完全な闇にはならなかったので、臨時の灯りを頼りに小田急線の改札口まで行ってみました。すると電光掲示板が機能していたので駅員に聞いてみたら、
「現在安全確認中ですが、すぐに発車できると思います。」
という返事だったので、とりあえず改札に入ってホームへ降りてみることにしました。
雷鳴も雨音もどんどん激しさを増していました。それでも、
「間もなく10番ホームに電車が参ります。」
というアナウンスがあったのでヤレヤレと思っていた…矢先
バリバリバリドドーン!!
という轟音と共に閃光が走り、昼間のように世の中が明るく照らされたかと思うが早いか、プラットホームの照明が一斉に消えたのです。
一分程で再び照明は点きましたが、その後
「お客様にお知らせ致します。只今の落雷に伴う停電により、信号機システムに不具合が生じました。確認が取れ次第運転を再開しますので、しばらくの間お待ち下さいますよう、お願い申し上げます。」
というアナウンスがあって、構内は騒然としました。
それからどのくらい待ったでしょうか。ようやく折り返し運転の列車が構内にやって来ました。乗客が全員降りてからようやく乗り込んでひと息着いた頃から、雨の激しさが一層酷くなってきました。
そのうちに、
車両とホームの屋根とがあまり上手く噛み合っていない先頭車両の車内に、開けっ放しの扉からジャンジャン水が入って来てしまったので運転席まで行って、前二両の扉を閉めるように車掌室に連絡させました。すると、
「お客様にお知らせ致します。只今、酒匂川に架かる橋の雨量計が基準値を超えたため、小田急線は小田原〜秦野間で運転を見合わせさせて頂きます。復旧については、見通しが立ち次第お知らせ致しますので、東海道線での振替輸送をご利用下さい。」
ハイ、遂に恐れていたことが起きました。集中豪雨のよる運転見合わせです。
一部の駅の利用者であれば振替輸送の使い用もあろうかというものですが、残念ながら本厚木の駅というのは小田急線しかないため、振替輸送の使い用かないのです。なので諦めて、ひたすら運転再開を待つことにしました。
それからどのくらい経ったのか…
いつの間にか寝てしまっていた私の耳に
…ゴトゴトン、ゴトゴトン、
という列車が走る音が響いてきました。どうやら寝てしまっていた間に運転再開していたらしいのです。
『おぉ、良かった良かった。』
と思ったのも束の間、一駅停まる毎に、それまで各駅のホームで待たされていたとんでもない人数が乗り込んで来るのです。それはそうですよね。何しろ小田原から本厚木に至るまでの各駅は何の乗り換えの逃げ場もないのですから…。
そわなわけで、19時に小田原駅に入場して本厚木駅に到着した時には23時を越えていました。街中は打ち水効果ですっかり涼しくなっていましたが、すっかり疲れ果ててしまった私は、重い身体を引きずるようにして家路を急いだのでありました。