共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

久々に泣いた高校野球~【第100回甲子園】金足農×大阪桐蔭 

2018年08月21日 23時34分30秒 | 日記
いやぁ…泣いた、泣きました。

今日の高校野球決勝戦、金足農業×大阪桐蔭の試合、観てました。元東北人として、また個人的にエースの吉田君と同姓なこともあって、特に横浜高校を下してから金足農業に思い入れがありました。

そして決勝は予想通り大阪桐蔭との対戦。相手は日本全国から優秀な選手をスカウトしまくり、Uー18日本代表選手を5人も抱えている私立強豪校。対する公立高校の金足農業はUー18選手はエース吉田投手ただ一人。はじめから嫌な予感はしていました。

試合開始から吉田投手の乱調が目に見えてきて、辛くて仕方ありませんでした。それでも、かの大阪桐蔭相手に2点を奪った時には、勝手に一縷の光明が差した思いでした。

しかし…

エースを温存しておけた強豪校の前に、県大会から甲子園決勝まで一人で1500球以上投げ抜いた吉田投手は遂に力尽き、大阪桐蔭の圧勝で幕を閉じました。

一人で自宅で観ていて本当によかったと思うくらい、滂沱の涙を流して観戦していました。終わってから様々な場面で『いい試合だった』と健闘を讃えるコメントが出されましたが、やはり悔しいものは悔しいでしょう。それを彼らが口にしない…いや出来ない分だけ、ひとつひとつの言葉の裏に秘めた悔しさが滲み出てくるようで辛くなるのです。

吉田輝星君は、間違いなく今年のドラフト会議の目玉になることでしょう。彼の今後の野球人生に幸多からんことを願って止みません。それが、神奈川県の片隅に住まうオッサンからの、ささやかな願いです。

【第100回甲子園】金足農×大阪桐蔭 決勝戦ダイジェスト
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