今日は、昨年他界した祖母の一周忌でした。正確に言うと明日なのですが、月曜日なので…。
昨日に引き続いてまるで秋のような爽やかな天気の下、粛々と読経が執り行われました。もしかしたら、また何処からか蝶々でも飛んで来やしないだろうか…などと思ったのですが、残念ながら今回はそんなスピリチュアルな出来事はありませんでした。
一頻り済ませてしまうと後は特にすることもなく呆然としていました。そんな時、ふと何処からかモーツァルトのクラリネット五重奏曲が聴こえてきました。
そういえば昨年の告別式の後、火葬場のロビーでうっすらとこの曲の第2楽章が聴こえてきたのを思い出しました。チェロの重厚なバスラインに乗って、クラリネットが切々としたメロディーを歌うこの曲がまるで故人の彼岸渡りを後押しするかのようで、涙が止まらなくなったことが今でも思い出されます。
そんなわけで、祖母の一周忌追善にモーツァルト晩年の名曲を送ります。リヒャルト・シュトルツマンのクラリネット、東京クワルテットの演奏でどうぞ。
Mozart clarinet quintet K. 581 in A major [2/4]
昨日に引き続いてまるで秋のような爽やかな天気の下、粛々と読経が執り行われました。もしかしたら、また何処からか蝶々でも飛んで来やしないだろうか…などと思ったのですが、残念ながら今回はそんなスピリチュアルな出来事はありませんでした。
一頻り済ませてしまうと後は特にすることもなく呆然としていました。そんな時、ふと何処からかモーツァルトのクラリネット五重奏曲が聴こえてきました。
そういえば昨年の告別式の後、火葬場のロビーでうっすらとこの曲の第2楽章が聴こえてきたのを思い出しました。チェロの重厚なバスラインに乗って、クラリネットが切々としたメロディーを歌うこの曲がまるで故人の彼岸渡りを後押しするかのようで、涙が止まらなくなったことが今でも思い出されます。
そんなわけで、祖母の一周忌追善にモーツァルト晩年の名曲を送ります。リヒャルト・シュトルツマンのクラリネット、東京クワルテットの演奏でどうぞ。
Mozart clarinet quintet K. 581 in A major [2/4]