今日は何とも爽やかな風の吹く一日となりました。やはり秋はこうでなければいけません。
そんな爽やかな空気の中あざみ野に出勤して、そのまま《雫ノ下珈琲》に立ち寄りました。10月に入って季節のワッフルが新しくなったので、今日はそれをお願いしました。今月は『栗のワッフル』です。
お店自家製の栗ペーストは、滑らかな舌触りと栗の風味が絶妙です。ワッフルに生クリームと栗ペースト、散らされた栗の甘露煮をのせて頂くと、まるで渋栗のモンブランのような味わいに変化します。添えられたアイスクリームも渋皮栗のもので、栗ペーストの風味を引き立てています。
マスターさん曰く、この栗ペーストの開発にはかなりの時間と労力を要したのだとか。そうした御苦労の甲斐あって、大変美味しいものとなっています。さすが力作だけあって、先月の『葡萄のワッフル』に次ぐヒット商品になっているということも頷けます。
こうしたメニューを開発される方は何日も何日も研究に研究を重ねてようやく完成させるのに、我々頂く側はその汗と涙の結晶をものの数分でたいらげてしまう…そんなことに些か申し訳無さを感じたりもします。しかし、その研究の結果としてこうした素晴らしいものを頂ける幸せを存分に噛み締めながら、美味しく頂戴しました。
週末に襲来すると予報が出ている台風19号について、お店でも心配されていました。もしかしたら台風の直撃を受けるであろう土曜日には早仕舞いになるかも知れないとのことでしたが、私もそうされた方がいいと思います。先月の15号よりも尚大型の台風とのことですが、一体どうなりますやら…。