共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

再びのモンブランワッフルとニカラグアコーヒー

2019年10月16日 23時52分57秒 | カフェ


今日は水曜日です。何があろうと、今日は水曜日です。

…いや、一昨日の月曜日が祝日だったこともあって、このくらい強く思っていないと、どうも今日が火曜日のような気がしてしまって仕方ないのです。本当にハッピーマンデー制度というものは迷惑です。

そんな強い心(?)をもってあざみ野に出勤し、《雫ノ下珈琲》にお邪魔しました。

先週頂いた『栗のワッフル』が大変美味しかったので、今日もそれをお願いすることにしました。クロワッサン生地のサクサクのワッフルに、自家製マロンペーストと生クリームをたっぷり絡ませて頂くと、まるでモンブランのような風味が口いっぱいに広がります。

ワッフルと一緒に頂くコーヒーは、今月から登場したニカラグアをお願いしました。中南米系でありながら酸味が浮き立つ感じで、雑味の無いすっきりしたコーヒーでした。

日が落ちるのが早くなって、コーヒーを頂くのに丁度いい夕暮れ時になるようになってきました。もし、あざみ野にお出かけになることがあれば、こちらで美味しいワッフルと厳選された自家焙煎コーヒーを堪能してみて下さい。

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疲れた…

2019年10月15日 23時15分00秒 | 日記
史上空前の台風19号が過ぎ去ってから3日経ちますが、まだまだ各地に大きな爪痕が残っています。河川の氾濫のあった地域は、どのような現状でしょうか。

さて、こちらはこちらで大変でした。今日は小田原の放課後子ども教室に出勤する日だったのですが、小田急線の渋沢〜新松田駅間で土砂崩れによって電車が運行出来なくなってしまったのです。

なので、先ず本厚木駅から上り電車に乗って一駅隣の厚木駅で降りました。そこで



神奈川県のローカル線であるJR相模線に乗り換えて終点の茅ヶ崎駅まで行き、そこで



更にJR東海道本線に乗り換えて小田原駅を目指したのであります。

これの何が大変かというと、先ず相模線が単線のため、1時間に3本くらいしか電車が来ません。なので、1本電車を逃すと20分くらい待っていなければならないのです。

更に、小田急線で小田原に向かえば乗り換え無しで40分程で到着できるものを、上の写真のようにして向かうと4角形の3辺を行くような感じになるのです。そこに相模線のタイムロスも相俟って、小田原駅に到着するまでに1時間以上かかってしまいました。

からくも小田原駅に到着して改札を出た…ところでビックリ!何と



小田原駅のシンボルモニュメントである巨大小田原提灯が、見るも無惨にビリビリになってしまっているではありませんか!聞くところによると、あの台風の暴風が駅の東西自由通路を吹き荒れたらしく、その風でこのような姿になってしまったのだのとか。これを見ても、あの台風が如何に凄まじいものであったかが理解出来るというものです…。

何とか遅刻すること無く教室に辿り着き、すぐに準備を開始しました。子供たちも元気にやって来て、口々に家の状況や周りの様子を報告してくれました。

学内学童保育が始まるまでの時間、子供たちは教室で宿題をしたり、国語の教科書の音読をしたり、将棋やオセロをしたりと、思い思いに過ごしていました。そして帰る前に全員で《ゆりかごのうた》をフルコーラス歌ってお開きとなりました。

その間に小田急線の復旧作業が終了していたので、帰りは



小田急線1本で無事に帰宅することが出来ましたε-(´∀`*)ホッ

交通でも物流でも、普段当たり前のように機能しているということが如何に大事なことか…ということを、日本中がしみじみと思い知らされた嵐でした。

台風ではないものの、今週末もなかなか天気が悪いようです。来週には今上陛下の即位礼正殿の儀も挙行されますから、早く安定した秋晴れになってほしいものです。
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奥深きマンデリン

2019年10月14日 19時50分18秒 | カフェ



今日はハッピマンデー的体育の日でした。

祝日ということで小田原の放課後子ども教室はお休みでした。しかし、それはそれでやることがない…となると、椅子に座ったままの状態で

(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚;) ハッ!

ということを繰り返してしまうため、これはイカン!と雨の中出かけることにしました。で、祝日とは言えあくまでも月曜日ということもあって、久々に厚木市恩名の《ポプラ館珈琲》に足を運んでみました。

お天気が悪いこともあるから空いているかな…と思いきや、店内に足を踏み込んでみたらカウンター席は常連客で満席!他のテーブル席にもそこそこお客が座っていたので、とりあえず空いていた四人掛けのテーブル席を一人で占拠してメニューを選びました。

あれこれ見た末に、今日は入口のところに『今日のお勧め』と書いてあったマンデリンを頂くことにしました。サイフォンで淹れられた香り高いマンデリンは、苦味の効いた深い味わいと豊かなコクが堪りません。

以前にも書きましたが、こちらではコーヒーをオーダーすると通常サイズのカップと共にデミタスサイズのカップも登場するので、例えばどちらかにミルクや砂糖を入れて、どちらかはブラックのままで…といった楽しみ方ができます。今日は通常サイズにミルクを入れて、デミカップはブラックで頂きましたが、ほんの少しミルクを入れるとマンデリンが優しい味わいになって、ブラックと比較しながら二度楽しむことが出来ます。

今日はカウンターから離れたところに座ってしまったのと、カウンター席とキッチンだけでかなりお話が盛り上がっていたのとで、焙煎師氏とは特にお話もせずにそっと失礼してきました。でも、今日も美味しいコーヒーを頂けて幸せな気分になれたのでした。

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日本ラグビー快挙!

2019年10月13日 23時58分13秒 | 日記



いやぁ…シビレました。まさか、こんな日が来ようとは…。

台風で階祭が危ぶまれたラグビーワールドカップの日本対スコットランド戦。釜石での試合が中止になった一方、横浜での試合は予定通り開催の運びとなりました。

スコットランドと言えば日本にとって分が悪い相手。対戦成績も1勝10敗と圧倒的に不利。前回のイギリス大会でも、日本は予選で3勝を上げたにも関わらず、スコットランドに負けたことで得失点差で本戦出場が阻まれたという因縁の相手。開幕前からハードな試合展開が予想されていました。

開始早々その予想が的中、スコットランドにトライとコンバージョンキックを決められ先制されるという嫌な空気が蔓延しました。

が、ここからの日本の怒涛の攻めが凄かった!

松島幸太朗選手、稲垣啓太選手、福岡堅樹選手と着実にトライを決め、田村優選手のコンバージョンキックと合わせて前半だけで21点を獲得。日本中を…いや、恐らく世界中をザワつかせて前半を終えました。

後半に入るとスコットランドの意地が炸裂します。そんな中で福岡堅樹選手がスコットランド選手の猛攻をぶっちぎって独走トライを決め、更に点差を広げました。

しかし、ここからが日本にとっては我慢のラグビーとなったのです。

とにかく負けられないスコットランドは7点差にまで詰め寄ってきましたが、それでも日本の分厚い守備陣に阻まれてあともう一攻めが奪えません。終盤近くにはカッとなったスコットランドのジェイミー・リッチ選手が田村優選手に突っかかって、あわや乱闘騒ぎかという緊迫した場面もありました。このリッチ選手、それまでにも日本のラファエレ・ティモシー選手を引きずり倒したりしていたのですが何故か審判に反則をとられることが無く、そうしたことの積み重ねも田村選手を苛つかせてしまったようです。

その後もスコットランドの猛攻に20分あまり耐えて耐えて耐えて…

ノーサイドの笛が響いた瞬間、日本ラグビー史上初のワールドカップ8強入りが決定したのです。



喜びを爆発させる日本選手、がっくりと項垂れるスコットランド選手…何だか2015年の対南アフリカ戦を思い出させるようなシーンに、私の涙腺は緩み放題。あの時には『ジャイアントキリング』と騒がれましたが、ここまで来たらもう『奇跡』とは言わせません。

次回の本戦は20日㈰、相手はこれまた因縁の南アフリカです。4強入り目指して頑張ってほしいと思います。皆で精一杯応援しましょう!

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コーヒーにまつわる音楽たち

2019年10月12日 19時57分18秒 | 音楽


狩野川台風以来と騒がれている台風19号は、ほぼ予報通り19時頃に伊豆半島に上陸しました。夜が更けるに連れて、徐々に雨戸に打ち付ける雨音が激しさを増していき、轟々という風の音に言いようの無い不安さを掻き立てられます。

今日は出かける予定が昨晩のうちにキャンセルになったので、一歩も外へ出ない覚悟で昨夜のうちに買い物を済ませておき、雨戸を立てきってひたすら自宅に籠もっていました。時折外から聞こえる緊急車両のサイレンの音を聞いたり、スマホに流される自治体からの避難勧告メールを見たりしながら、ここ最近あまり出来ていなかった『何もしない日』を満喫していました。

そんな中で、今日は一昨日サントリーホールの帰りに久しぶりに買ったCDを聴いていました。それが上の写真のもので、《コーヒーの来た道 〜 欧州人は、いかにしてコーヒーに魅せられるに至ったか 〜 》というタイトルのものです。

ヨーロッパにコーヒーをもたらす切欠となったトルコ・イスタンブールにコーヒーを提供する店舗が現れたのは、16世紀初頭の頃と言われています。そして16世紀中頃になる頃には、イスタンブールにいくつものカフェがオープンすることとなりました。

当時のイスタンブールのカフェには大きな広間がいくつもあって、床にはペルシャ絨毯が敷き詰められ、日が落ちれば店内に沢山のランプが灯されました。気持ち良く飾り付けられたカフェ店内では、中央官僚や弁護士、教授に学生、後宮官吏に地方高官、街の名士に商人に旅人にといった様々な人々がコーヒーを飲みながら自由に意見交換ができる、画期的な場所となっていました。

開かれたサロンとしてのカフェでは、俗世間にいた様々な話し上手の人々…貧乏ではあるけれど知見豊かなインテリジェンスな人々までが自由に出入りし、詩の一節を披露したり即興で物語を語ったりしていました。勿論、そうした中には音楽家もいて、自らの技芸を遺憾なく発揮していたわけです。

しかし、そこからヨーロッパにまでコーヒーとカフェ文化が広まるには、更に1世紀もの時間が必要でした。しかし、ひとたびヨーロッパ社会に登場するや、コーヒーはたちまち社会現象とも言える影響を及ぼし始めます。コーヒーという飲み物だけでなく、カフェ(コーヒーハウス)という店も人々に新たな刺激を与える場所として注目を集めるようになりました。

そしてヨーロッパのカフェも様々な身分や職種の人が集う場となり、やがて定期的に音楽会を開くカフェも現れたのです。

このCDはヨーロッパにコーヒーをもたらす切欠となったオスマントルコ・イスタンブールの音楽と、コーヒーが伝えられたフランス・パリ、イギリス・ロンドン、ドイツ・ライプツィヒで作曲されたコーヒーにまつわる音楽作品を列挙したという、大変興味深いものです。

コーヒーにまつわる音楽といえば、バッハの《コーヒーカンタータ》が有名ですが、実はバッハ以外にもコーヒーにまつわるカンタータを作曲した人物がいました。それがニコラ・ベルニエという作曲家のもので、恐らく世界初録音ではないかと思われます。

はじめはトルコの笛ネイや、リュートの先祖であるウードによるトルコ風即興演奏がいくつかあり、その後にベルニエのカンタート、その名も《コーヒー》が始まります。

フルートと通奏低音による典雅でメランコリックな旋律の上に

「快きコーヒーよ、何処か人類未踏の地でもなければ、お前の香気で燃え上がる炎の美しさが知られていない場所などあるまい…」

とスタートするカンタートは、シンプルかつ優雅なメロディにのせてソプラノソロが

「好ましき液体ー私の魂をときめかす」

「夜毎優しく輝く星」

「太陽神アポロンが、お前の栄光を讃えてくれる」

「おお、汝わが最愛の液体よ」

と、まぁ聞いている方が些かくすぐったくなるようなコーヒーへの賛辞の嵐を連発します。逆に言えば、そのくらい当時のパリジャンやパリジェンヌはコーヒーに熱狂したのでしょう。

ロンドン編に登場するのは、当時のイギリスを代表するに作曲家マシュー・ロックによる《ファンタジア》です。当時、ロンドンに『トルコ人のクビ』という名のカフェがあり、ロックもそこによく通っていたようです。《ファンタジア》は先程のカンタートのような華やかさはありませんが、如何にも英国好みらしい弦楽器による静謐な音楽です。

そして、ドイツ・ライプツィヒのコーヒーミュージックといえば、言わずと知れたバッハの《コーヒーカンタータ》です。

当時のライプツィヒには『ツィマーマンカフェ』という有名なコーヒーハウスがあり、ライプツィヒの様々な人が行き交っていました。そこでは週末毎にバッハや彼の息子、弟子達によるコンサートが開かれていました。現在残されているバッハのチェンバロ協奏曲の殆どはここでの演奏のために書き下ろされたものと言われています。この《コーヒーカンタータ》も、そんな作品のひとつです。

カンタータ…とは言いながら楽譜を持って突っ立って歌うものではなく、これは最早小さなオペラと呼んでも過言ではないような楽しい作品です。語り手のテノールのレチタティーヴォに始まって、コーヒーにハマってしまったソプラノの娘とそれを嘆くバスの父親がコーヒーを飲む飲まないをめぐって滑稽なやり取りを繰り広げるドタバタ劇です。

娘が歌う

「ああ!本当に美味しいのコーヒーって。なんて甘美…愛しくてならないわ。1000回キスされてもああはならない…」

「コーヒー、私コーヒーが無いと本当にダメ。そう、もし誰か私を喜ばせたいなら、ああ!コーヒーを下さればいいのよ」

というアリアを聞いていると、ドイツ国内で如何にコーヒーが流行ったかを垣間見ることができます。

それでも何とか娘のコーヒー中毒を止めたい父親はあの手この手で娘を脅しにかかりますが、当の娘はどこ吹く風。しかし、結婚させないぞ!という父親の言葉に流石の娘もしおらしくなり、それを見届けて満足げな父親はお婿さんを連れに出かけて行きますが…。

最後はテノールも含めたトリオで

「若いお嬢さんはコーヒーと仲良し。
母親だってコーヒーを好きで飲み続けている。
婆ちゃんも同じようにしてたんだ。
だから、どうして娘だけを攻めることが出来るのか!」

と締め括ります。

嵐の夜に、楽しい音楽を楽しむことが出来ました。さて、あとは夜中の間に嵐に過ぎ去ってもらうだけです…。

皆さんも、くれぐれもお気をつけ下さいませ。

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検査結果

2019年10月11日 21時24分47秒 | 日記

今日は先週検査した痛風の経過を診るために、一週間ぶりに病院へ行きました。

採血を受けて、ロビーで迫り来る台風19号に関しての注意喚起を口酸っぱくまくし立てているテレビをボ〜…っと観ていたら名前を呼ばれたので診察室へ。



ノックをして部屋に入ると…

医︰う〜ん…数値は下がってはいるんだけど、そんなに著しく下がってるわけじゃないんだよねぇ…。

私︰そうですか(当たり前だ、先週だって数値としては平均値の範疇での出来事だったろうに)。

医︰まぁ、引き続き食事や飲酒には気をつけてほしいんだけど。

私︰(つか、何でタメ口?)そうは仰いましても私はこの一週間飲酒はしておりませんし、レバーや納豆すら口にしておりません。これ以上何を気をつけるべきか、具体的に御指導下さい。

医︰どうする?このまま薬を飲み続けるか、バッサリ止めて様子を見てみる?

私︰(シカトかよ!)プロフェッショナルたる医師としてのお見立てを伺いますが、投薬を中止して食事療法のみにシフトすることによって、投薬を継続した時とどのような差異がみとめられますか?

医︰(明らかにムスッ!とした顔を隠さず)まぁ…薬を続けて頂いた方が、より症状を抑えることは出来ますよ。

私︰(今更敬語使い始めたって遅いっつーの)そうですか、それならば今暫くは投薬治療を続行してみようかと思います。

医︰(パソコンをカチャカチャしながら)じゃあ、一日一回の薬を出しておきますね。そして一ヶ月後にまた採血をして、その後のことはその結果で判断しましょう。

この医師、私と話しているにも関わらず、このやり取りの間、遂に私の顔を一瞬たりとも見ることが無かったのが気がかりではありました(あのやり取りの間、私はず〜っとパソコンから一切目を離さない医師の後頭部に話しかけていたのです)。しかし、そんなところを突っついても時間の無駄なので、とっとと処方箋を手に診察室を後にしました。

処方箋薬局からは一ヶ月分の薬が渡されました。毎食後に飲まなければいけなかった前回のものとは違って一日に一回、朝だけ飲めばいいタイプなので助かります。

診察を終えて外に出たら、弱いながらも雨が降ってきていました。これが大嵐の予兆となるのかは分かりませんが、明日の今頃はどんな天候に見舞われているのでしょうか…。
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因縁のバッハと圧巻のスメタナ

2019年10月10日 23時36分26秒 | 音楽


今日はたまプラーザの教室の出勤前に、赤坂のサントリーホールに行きました。今日はこちらで、月に一度のランチタイムオルガンプロムナードコンサートが開かれました。

今回の演奏者はチェコ出身のオルガニスト、パヴェル・コホウト氏によるものでした。今回のプログラムは

●J.S.バッハ
 パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582

●B.ヴィーデルマン
 ノットゥルノ

●J.クリチュカ
 スメタナの交響詩『ヴィシェフラト』に基づく幻想曲 作品33

の3曲でした。

プログラムを渡されて、一瞬

『うっ…』

となりました。そう、このバッハは昨年私が編曲しながらも、事実上報酬を踏み倒されたという苦い思いをした因縁の曲です。

まぁ、そうは言っても音楽に罪は無いので、気を取り直して鑑賞することに専念しました。

CDでは到底再現し得ない、荘重なペダルの低音で提示されるバス主題の上に紡ぎ出されるパッサカリアは、はじめは静かに進行して行きながらも徐々に熱を帯びてくる、バッハお得意のスタイルです。続くフーガは複雑な対位法によって華やかに彩られ、最後にハ長調の荘厳な終止音を響かせて聴く者に深い印象を残します。

ヴィーデルマンはプラハを拠点として国内外で活躍した、20世紀チェコを代表するオルガニストです。今回演奏されたノットゥルノは1942年、まだ第二次世界大戦の最中にあった時に、彼の妻に捧げられた作品です。不安で不気味な低音の半音階と、それに続く減7度の和音をテーマとして展開していくこの曲は、そこから如何にもオルガニストが作曲した作品らしく色彩豊かな様相を見せていきます。

最後は言わずと知れたスメタナの連作交響詩《我が祖国》の第1曲『ヴィシェフラト』を、スメタナの友人でオルガニストだったヨゼフ・クリチュカによって編曲されたものでした。

ロマン派後期のオルガンは、それまでのものと比べてストップ(オルガンの音色を選ぶスイッチ)の数が格段に増え、各種の管楽器や弦楽器の音色までも模倣するようになり、オーケストラに近い演奏効果をあげることに成功していました。この幻想曲も、元のオーケストラ作品を知っているとその再現力に驚嘆させられます。最後はフルオーケストラに匹敵するフルスエルでの大音響で堂々たる締め括りを迎え、



演奏後は観衆から盛大な拍手が贈られました。

終演後、ロビーでパヴェル・コホウト氏のCD販売会が開かれ、



オルガニストによるサイン会も行われていました。

やはりパイプオルガンの音響というものは、その楽器が鳴っている空間に身を置いて、耳で聴くのは勿論のこと身体全体で空気の震えを体感するものです。たった30分ですが、その体感を気軽に体験出来る貴重なコンサートでした。

次回開催は11月8日㈮、奏者は日本を代表するオルガニスト松居直美さんです。

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まるでモンブラン!

2019年10月09日 21時55分21秒 | カフェ


今日は何とも爽やかな風の吹く一日となりました。やはり秋はこうでなければいけません。

そんな爽やかな空気の中あざみ野に出勤して、そのまま《雫ノ下珈琲》に立ち寄りました。10月に入って季節のワッフルが新しくなったので、今日はそれをお願いしました。今月は『栗のワッフル』です。

お店自家製の栗ペーストは、滑らかな舌触りと栗の風味が絶妙です。ワッフルに生クリームと栗ペースト、散らされた栗の甘露煮をのせて頂くと、まるで渋栗のモンブランのような味わいに変化します。添えられたアイスクリームも渋皮栗のもので、栗ペーストの風味を引き立てています。

マスターさん曰く、この栗ペーストの開発にはかなりの時間と労力を要したのだとか。そうした御苦労の甲斐あって、大変美味しいものとなっています。さすが力作だけあって、先月の『葡萄のワッフル』に次ぐヒット商品になっているということも頷けます。

こうしたメニューを開発される方は何日も何日も研究に研究を重ねてようやく完成させるのに、我々頂く側はその汗と涙の結晶をものの数分でたいらげてしまう…そんなことに些か申し訳無さを感じたりもします。しかし、その研究の結果としてこうした素晴らしいものを頂ける幸せを存分に噛み締めながら、美味しく頂戴しました。

週末に襲来すると予報が出ている台風19号について、お店でも心配されていました。もしかしたら台風の直撃を受けるであろう土曜日には早仕舞いになるかも知れないとのことでしたが、私もそうされた方がいいと思います。先月の15号よりも尚大型の台風とのことですが、一体どうなりますやら…。

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ゆりかごのうた 

2019年10月08日 18時00分30秒 | 音楽

今日も小田原の放課後子ども教室の日でした。

先日も書きましたが、最近この教室の帰り際に子供たちに歌を歌わせるようにしています。ただ、当初は『今月の歌』みたいに月替わりにしようと思っていたのですが、最近の子は凄まじく飽きっぽいので、いろいろな歌を週替わりくらいに歌わせる路線に変更しました。

終わるのが夕方なこともあって、先週は『ゆうやけこやけ』を歌わせました。そして今週は、小田原市で夕方に流している時報チャイムに使われている『ゆりかごのうた』にしました。

前年度まで、小田原市の夕方チャイムは『赤とんぼ』でしたが、今年度から『ゆりかごのうた』に変わりました。これは、大正時代に小田原に8年余もの長きにわたり居を構えた北原白秋の作詞による曲であることが理由となっています。

白秋は小田原の地をいたく気に入り、当初は終の棲家にと考えていたようでした。しかし関東大震災によって住まいが半壊してしまい、東京への転居を余儀なくされてしまったのでした。

白秋が童謡の歌詞に着手するようになったのは大正7年、鈴木三重吉の児童雑誌『赤い鳥』に童謡の担当者として参加した時でした。やがて大正11年に長男の隆太郎が誕生すると、白秋の童謡に対する想いは一層深まったようで、愛する我が子に歌って聞かせるための作品づくりが、ひいては白秋の童謡創作のモチベーションでもあったようです。

白秋が小田原時代に作った主な童謡作品には

赤い鳥小鳥/ちんちん千鳥/あわて床屋/鐘が鳴ります/待ちぼうけ/ペチカ/からたちの花/この道/あめふり…

と、童謡としてだけでなく日本歌曲としても歌い継がれているそうそうたる名作がズラリと並びます。

これだけの名作が自分の住まう小田原と深く関係しているのに、それを子供たちが知らないということが実に勿体ないことだと思うのです。なので、とにかく子供たちに多くの白秋作品を歌わせてみることにして、その筆頭に時報に採用された『ゆりかごのうた』をもってきたわけです。

黒板に歌詞を書いて子供たちに聞いてみたところ、やっぱり殆ど全員が歌詞を知りませんでした。恐らく彼らのお母さんたちも、彼らが乳飲み子だった頃に歌って聞かせたりもしていないのでしょう。

これは由々しき事態です。

ということで、今日は白秋の慈愛に満ちた日本語による名作『ゆりかごのうた』を載せました。NPO法人日本子守歌協会なる団体の音声と画像でどうぞ。

ゆりかごのうた 「 子守唄さん ありがとう 」 NPO法人日本子守唄協会 編著 より

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盛り沢山コンサート

2019年10月07日 23時50分03秒 | 音楽


今日は小田原の放課後子ども教室を終えてからトンボ帰りして、そのまま橋本まで向かいました。

今日は橋本駅の程近くにある杜のホールはしもとで大学の先輩がプロデュースされるコンサートがあり、その先輩から直々に御招待を受けて参じました。

400名ほど収容の会場はほぼ満員。大学のヴァイオリン科を主席で卒業された先輩をはじめとして充実の出演者陣の登場とあって、期待値も上がります。

ガラコンサートの形式でしたが、プログラムの内容が

●リムスキー・コルサコフ
 熊蜂の飛行(チェロ)

●マヌエル・ポンセ
 小さな星(チェロ)

●ディ・カプア
 オー・ソレ・ミオ(テノール)

●モーツァルト
 子守唄

●ヘンデル
 ああ、感謝せん(メゾソプラノ)

●トスティ
 理想の女

●テスタ
 愛の別れ(テノール)

●フランク
 ヴァイオリンソナタイ長調より第4楽章(ヴァイオリン)

●ショパン
 スケルツォ第2番変ロ短調(ピアノ)

●マスカーニ
 歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より
 『ママも知る通り』(メゾソプラノ)

●チレア
 歌劇《アルルの女》より
 フェデリーコの嘆き(テノール)

〜〜〜〜〜〜〜休憩〜〜〜〜〜〜〜

●サン=サーンス
 組曲《動物の謝肉祭》より
 白鳥(チェロ)

●シューベルト
 流れの中で(テノール、チェロ、ピアノ)

●メンデルスゾーン
 ピアノ三重奏曲第2番より第1楽章
 (ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)

●プッチーニ
 歌劇《ラ・ボエーム》より
 『冷たい手を』(テノール、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)

と盛り沢山でした。

前半は主にソロのプログラムが続きました。

オープニングの『熊蜂の飛行』はチェロで弾くだけでも大変なのですが、今回出演された江口心一さんは高速演奏をYouTubeにアップされている名手で、このコンサートでもあり得ないくらいの高速テンポでの演奏を披露されました。次の『小さな星』はどちらかと言うと『エストレリータ』と言った方がピンとくる方もいらっしゃるかも知れませんが、前曲とは一転したしっとりとしたメロディを存分に聴かせてくれました。

次に登場した山本耕平さんは輝かしいテノールでカンツォーネやトスティ、プッチーニの名作を披露され、喝采を浴びていました。また、メゾソプラノの大野みさをさんは、時に落ち着いた優しい声で子守唄を、また迫力の声でヴェリズモアリアを歌い上げられていました。

今回のコンサートのプロデューサーでもある大野伊作さんは、フランクの名曲を何と暗譜で演奏されました。ピアニストと息の合った演奏を聴きながら、この曲は本当にいい曲だなと改めて感じました。

佐藤勝重さんのピアノによるショパンの名作スケルツォは、低音の響きの上にショパン独特のきらびやかなメロディを歌い上げ、圧巻の演奏でした。

休憩を挟んで、後半からはアンサンブルのプログラムが中心となりました。

後半のオープニングは、もはや説明の要らない名曲でした。音域的に演奏出来るので私もたまにヴィオラで演奏することもありますが、やはりチェロの深い響きには敵いません。

シューベルトの『流れの中で』は本来テノール独唱にホルンがオブリガートでついているのですが、今回はチェロバージョンでの演奏となりました。シューベルト最晩年に作曲されたこの作品は、ドイツ語ならではの深い歌唱と楽器の響きが求められますが、山本さんは前半のカンツォーネとはまた違った歌唱を披露してくれました。江口さんのオブリガートチェロもホルンとはまた違った魅力で、このバージョンでもっと演奏されてもいいのではないかと思わされました。

メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲(トリオ)、通称メントリは圧倒的に第1番の方が有名で、第2番はそれほど演奏される機会がないのですが、それでもメンデルスゾーン円熟期の作品だけあって、端正なだけでなく時に激情が迸るような厚みのある作品です。今回は第1楽章のみの演奏でしたが、機会があれば今回の組み合わせで全曲聴いてみたいなと思わせてくれる素晴らしい演奏でした。

最後の《ラ・ボエーム》の名アリアは伴奏にピアノ三重奏がついた形での演奏で、ピアノだけの伴奏よりも、よりオペラ感が出る素敵なものでした。山本さんの素晴らしい歌唱に、会場から万雷の拍手が贈られていました。

鳴り止まぬ拍手に山本さんがアンコールに応えて登場し、御自身がリリースされたCDの中から『Mi manchi』を披露され、更に出演者全員でバーンスタインのミュージカル《ウェストサイドストーリー》より『Tonight』が演奏されました。

アンコール後には



会場から出演者全員に喝采が贈られ、盛り沢山のコンサートは幕を下ろしました。

先月自分でもガラコンサートに出演したから分かるのですが、プロデューサーたる先輩がここに至るまでにどれだけの準備をされてきたかを思うと頭が下がります。素晴らしいコンサートを堪能させて頂き、幸せな気持ちになることが出来ました。

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熱海ライブと来宮神社

2019年10月06日 19時13分28秒 | 音楽

今日は久しぶりに、愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさんのライブサポートをすることになりました。

儀痛風の痛みのぶり返しを心配しながら何とか現地に到着し、準備を始めました。始めは



今回、このライブに誘って下さった謎のバス運転手ミモリーさん率いるMIMORY-IZUの皆さんのステージでした。今までにも何度か厚木のアミューライブにもいらして下さっていましたが、今回はミモリーさんを入れてギター3名にベースにドラムというフル編成でのステージで、迫力満点でした。

次に



みらいあいこ&吾輩は猫かも知れない楽団のステージとなりました。今回はみらいあいこさんにギタリストのオサギさん、そしてMIMORY-IZUのドラマーである『楽団ひとり』さんにもサポートで入って頂いて、いつになく豪華版な猫楽団となりました。

バタバタした状態でライブが始まってしまったので、特にみらいあいこオリジナル曲について楽団ひとりさんと殆ど打ち合わせが出来ないままになってしまいました。ですが、かつて何回か厚木で御一緒した時に聞いていたことを覚えて下さっていたようで、結果破綻無くアンサンブルできました。さすがでございます。

終演後は



皆んなで記念撮影をして、無事にライブは終了しました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

思ったよりも早くにライブが終わったのと、折角熱海まで来ているのとで、思い立って分乗して来た方と二人で来宮神社に参詣することにしました。



何十年ぶりに訪れた来宮神社ですが、相変わらず多くの参拝客で賑わっていました。鬱蒼とした参道を過ぎると



立派な拝殿が現れます。今日は早めの七五三詣りのお子さん達もいて、拝殿からは御祈祷の御神楽も聞こえていました。

こちらの本殿の裏手には、



国の特別天然記念物に指定されている巨大な樟があります。社伝によれば樹齢は二千年とも言われていますが、



一部が伐り取られたり、皮だけになったりしながらも物凄い生命力を放っていて、雄々しく聳える姿は実に神々しいものでした。

一日中涼しい空気の中、気持ちのいいライブと参拝が出来ました。
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育ててみようかな

2019年10月05日 22時38分58秒 | 

今日も10月とは思えないような暑さに見舞われました。そろそろ秋らしくなってくれないといろいろと不都合があるので、何とかして頂きたいのですが…。

さて、本厚木駅前でこれを貰いました。来月開催される東京農業大学《収穫祭》の宣伝ミニパンフレットです。毎年本祭の一ヶ月前くらいになると、浴衣に臙脂の法被を着た学生が厚木の中心街に立ってパンフレットを配る姿が見られます。

このパンフレットには毎回、植物の種が付いています。前回は撫子の種でしたが、今年は何とブルーのネモフィラの種が付いていました。

ブルーのネモフィラと言えば、



我が実家のある茨城県ひたちなか市・国営ひたち海浜公園の中にある『みはらしの丘』一面に咲く景色が有名になりました。空の青と繋がるように見える様は、生涯で一度は見ておくべき光景にも選ばれています。

いつ頃植え付ければいいのか調べてみたところ、何と関東近県では今頃がジャストなタイミングのようです。10月に植え付けて冬を越すと、来年の4月くらいに可憐な花を咲かせてくれる…はずです。

普段、家で植物など育てていない私ですが、こんなに綺麗な花が咲くのであれば育ててみようかしら…などと思ったのでありました。
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激痛の正体は…

2019年10月04日 23時40分50秒 | 日記

昨日帰宅して暫くしてから、何だか左の足首がズンズンと痛くなってきました。別に捻ったりしたわけでもないのに何だろう…と思いつつも、そのまま就寝することにしたのですが…

夜中の2時頃、いきなりさっきの左足首に激痛が走りました。その頃にはもうズンズンというよりもドゴンドゴン!という感じの痛みになっていて、立つのはおろか這うことも儘なりません。

ただ、そうは言っても夜中ですから当然病院はやっていませんし、だからといってこんなことで救急車の出動を要請していいものかどうか…と、変に冷静な頭もあったりしたので、とりあえず夜明けを待つことにしました。その間、

『これは恐らく整形外科の案件なんだろうな…』

と思ったのですが、どうせならということでスマホで近隣の整形外科を検索して目星をつけておきました。

そして今日、午前中の雨が上がって晴れ模様になってから病院へ向かいました。



受付を済ませ、順番が回ってくるまで待合室でボケ〜…っと待っていると、程なく医師から呼ばれて軽い問診がありました。そして、

「これから別室でレントゲン撮影と血液検査に行ってもらいますので。」

と言われて

『…血液検査?』

と思ったのですが、言われた通りに別室で採血をし(因みにこの時の担当採血の方は大変上手でした)、レントゲン撮影も済ませて呼ばれるのを待ちました。

そしていよいよ運命の結果発表。

呼ばれて診察室に入ると、医師が何とも微妙な感じで

医︰う〜ん…骨には何の異常もなくて、血液検査の結果も飛び抜けて何かが多いわけでもないんだけど、敢えて言うなら痛風かな。

『…へ?つーふー?ツーフー?Two-Who?…』

私︰痛風って…何かオジサンみたいですね。

医︰いや、十分にオジサンですよ。

私︰…

それはともかく詳しく聞いたところ、正確には『儀痛風』という状態らしいです。これはズバリ痛風ではないにせよ、限りなく痛風に近い状態なのだそうです。

血液検査の検査結果を見ると確かに全ての数値が基準値内なのですが、その中でも尿酸値とCRP(血中蛋白)がちょっと高めに推移しており、それが結果として痛風のような症状を引き起こしているのでは…という見立てのようでした。

その後も医師はカルテを見ながら淡々と

医︰尿酸値の高いものの摂取には気をつけて下さい。ビールや日本酒はあまり飲まない方がいいです。

私︰あの、私アルコールは年に数回程度しか飲む機会がないんですけど…。

医︰あと、魚の干物とかカニ味噌とか…

私︰それも年単位で口にしてません。

医︰…あとレバーとかあん肝…

私︰(食い気味に)嫌いです。

医︰…あと生のフルーツも尿酸値高いです。

私︰へえ…『やべっ。昨日生徒からロザリオビアンコ(皮ごと食べられるマスカット)貰って一人で全部喰っちゃったっけ…』

医︰それから干し椎茸とか納豆とかですね。

私︰えっ!納豆っていけないんですか?!

医︰いけないわけではありませんが、あまり多く摂り過ぎると尿酸値が高くなりますから控えた方がいいですね。

…ガーン!_| ̄|○ il||li

ウソだ〜、茨城人スピリッツにかけて人生のほぼ毎朝納豆を食べ続けてきたのに、もう食べられなくなるの?おやつにだって干し納豆を食べてたくらいなのに、それともサヨナラしなくちゃいけないのぉ?!そんなのイヤだぁ〜っ!。゚(゚´Д`゚)゚。

処方箋を受け取って、暗澹たる気分で会計を済ませて、院内処方薬局で薬を受け取りました。



薬剤師から薬の効能を聞いている最中、私は

『へぇ…痛風の痛み止めもロキソニンなんだ。』

などと余計なことを考えていました。また、

「痛風の痛み止め(手前のオレンジ色のやつ)は人によっては服用後に下痢を起こす方がありますので、そうした症状が出たら服用を止めて下さい。」

と言われて、ただでさえ下しやすい身としては

『勘弁してよ…』

という気持ちにもさせられました。

とりあえずこれらを毎食後に服用して様子を見て、一週間後にもう一度血液検査をして尿酸値が下がっていたら投薬を止めることになります。

さて、どうなりますやら…

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やっと見かけた

2019年10月03日 23時51分05秒 | 


昨日ほどではないにせよ、今日も暑い一日となりました。

さて、そう言えば今季全く目にしていなかったのですが、今日やっと彼岸花が咲いているのを見かけました。手前の白花の方はちょっと萎れていたりしますが、赤い方はすこぶる元気に咲いているようでした。

それにしても、10月に入ったと言うのにこんなに暑いようでは、今年の紅葉はあまり期待出来そうにありません。尤も新嘗祭くらいにドンと気温が落ちれば何とかなる可能性はありますが、さて今年の大陸性高気圧の勢力や如何に…。

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焼きプリン登場!

2019年10月02日 22時06分13秒 | カフェ

今日も10月とは思えない程の暑さとなりました。今年は彼岸花の開花も遅れているし、一体秋は何処へ行ってしまったのでしょうか…。

さて水曜日、今日もあざみ野に出勤して《雫ノ下珈琲》に立ち寄りました。一応秋に入っての新メニューが登場していましたが、今日は真っ先に目に入った自家製プリンをお願いしました。

可愛らしい赤のミニグラタン皿の中に、甘さ控えめでしっかりとした食感の焼きプリンが詰まっています。下に隠れているカラメルソースと一緒に口に運べば、程良いカスタード感が口の中に広がります。

グアテマラの水出しコーヒーと共に、今日も美味しく頂戴しました。コーヒーともよく合う風味で、どちらかと言うと子どもより大人が好きそうな感じのプリンでした。

月が改まったこともあってか、他にも気になるメニューが登場していました。これからまた、いろいろと頂けるのが楽しみです。
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