東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

ミツマタの花がきれいです

2017-03-17 | 季節の花
  早春の晴れた青空の下でミツマタがきれいです。
  明るい黄色の花はミニ太陽みたい、
  まとまって咲いているとそこだけ一足早い春。
  春眠の目を覚ます鮮やかな色です。


  

     ミツマタはジンチョウゲ科の花。
     沈丁花(ジンチョウゲ)と同じように花には花弁がなく、
     花弁のように見えるのは萼片だという。




  

     枝が三つ叉に分かれるところから「 ミツマタ」と言うけど、
     見た目そのままのネーミングで覚えやすい名前だ。
     漢字では「三叉」、「三椏」と書くけど難しい。




  

     白と黄色の対比がきれい。




  
    
     中国中南部・ヒマラヤ地方が原産地。
     ミツマタは、その枝が必ず三叉、三つに分かれるが
     ジンチョウゲの枝も三つに分かれているとか、これは知らなかった。




  

     アカバナミツマタというのもある、
     これは03年に百花園で見たもの。
     どういうわけかこの年だけしか見られなかった、
     どこから来てどこへ行ったのだろう。


     徳川家康がまだ将軍になる前の慶長3年(1598年)に、
     伊豆修善寺の製紙工にミツマタの使用を許可した。
     当時は公用の紙を漉くための原料植物の伐採は、
     特定の許可を得たもの以外は禁じていた。

     明治になって政府は栽培が容易なミツマタを原料として研究し、
     日本の紙幣に使用されるようになった。
     証書・地図用紙・コピー紙など各種の紙と
     その原料として幅広く使われている。
                                              3月11日 向島百花園
          

コメント (2)
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