東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

サンゴシトウの赤い花

2019-06-16 | 風景
  サンゴシトウは刀のような、ペルシャの刀のような花。
  赤い花というけどエンジ色になるのかな
  刀のように尖ったエンジ色の花。
  濃い色、夏の色、見ただけで汗が出るような色の花です。


  

     東向島・法泉寺の門の横に一枚の絵が、
     北斎60~70歳の作品でここ法泉寺を訪れる参拝客たちを描いたものです。
     江戸のころこの辺は寺島村と呼ばれ野菜などの一大産地で江戸の胃袋を賄っていました、
     近年「寺島ナス」を復活させようと若い人たちが頑張っているようです。




  

     その横には「不許葷酒入山門」とあります、
     私は入っても大丈夫だろうなぁ・・・。




  

     恐る恐る中に入ると庭にはこのような石が並んでいて迎えてくれる、
     枯山水ではないけど水の流れなどイメージしたものだろうか。




  

     小さな藤棚には季節外れの藤の花、
     狂い咲き?、返り咲き?、二度咲き?藤にはよく見られるそうで
     花芽の分化どきにあたるためこうした"間違い"が起こるとか。




  

     ここでこれが見られるときは百花園でも同じように見られることが多いんだけど
     今年は百花園では見られませんでした。




  

     サンゴシトウ(珊瑚刺桐)  マメ科デイゴ属

     アメリカデイゴはオレンジっぽくて花弁がもうちょっと開いていますね、
     これは深紅というかエンジというか強烈な色です。




  

     頭にターバンを巻いたペルシャの盗賊たちが振り回していた刀、、、
     子供のころ見た少年雑誌の挿絵が思い起こされます。
     あの曲がった刀は上手くサヤに収まるだろうかと心配したけど。




  

     珊瑚刺桐、名前の由来。
     赤くいっぱい咲く花 → 「珊瑚」
     枝葉に少々トゲあり → 「刺」
     葉っぱが桐みたい  → 「桐」
     うまく考えました、パチパチパチ。




  

     アメリカデイゴと同じく大きな木です
     オーストラリアのシドニー植物園で、アメリカデイゴと
     北アメリカ原産のヘルバケアを交配して作られた園芸種です。
     散るときは花ごとポタと落ちるので木の下は赤い絨毯みたい、
     ペルシャの刀みたいな花が敷き詰められてまさにペルシャ絨毯ですね。

     さてこのあとは明治通りを渡って東白髭公園へ
     何か新しい花は咲いているかな、
     今まで咲いていた花はどうなったかな
     行ってみてのお楽しみです。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 6月13日 向島・法泉寺
          
コメント (2)
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