すっかり忘れていたけど農業公園の
皇帝ダリアが咲き始めた。
5mにも及ぶ大きなダリアは強風に揺れていたが
薄紫色のきれいな花は青空に映えてきれいだね。
晩秋の青く澄んだ空に薄紫色の花、
皇帝ダリアの名に相応しい花です。
折からの強風にまるで吹き流しのよう。
花が咲いてしばらくすると小さな虫が飛び回り
とても写真でころではないけど今日は虫がいないので安心して撮れる。
やっぱり青空の下がいいね、
つぼみがたくさん見えるのでまだまだ楽しめそう。
園路を挟んで向こうには桜の紅葉、
秋の光景ですねぇ。
風が強いので富士が見えると思っていたんだけどなぁ、
地平の雲も吹き飛ばしてくれればいいのに。
昔、農業公園にいたころ竹竿を繋いで物差しを作った、
みんなでわっしょいわっしょい高さを測ったら
約5mあったので改めて驚いたりしましたが。
とても大きくなり木みたいに見えるとことから
「木立ダリア」とも。
でも花が終わって冬になると地上から姿を消してしまいます。
木ではなく草なんですねぇ。
芝生広場には冬桜が花をつけていました、
真っ白い一重の花、冬の桜らしいどこか寂しそうな花。
冬の桜は葉もなく花だけが寂しそうに咲いています、
「今日ありと思ふ余命の冬桜」 中村 苑子
こんな句の一つも詠んで見たくなりますね。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 11月9日 都市農業公園