待乳山聖天(まつちやましょうでん)は聖天様(大聖歓喜天)を祀ります
浅草浅草寺の支院らしい、
ここへ行くといつも迷う
神社なのか寺なのか、どうも寺らしいですが。
初詣でも歩いたように寺なのに七福神を祀るところは
たくさんあるようでここでも毘沙門天を祀っています。
入り口に鳥居はなくこの派手さはお寺さんですね、
それにしても派手な寺です。
待乳山聖天の大きな提灯には絡み合っている大根の絵が、
大根は聖天さまのご供養に欠かせないものとか。
そして歓喜天ということで絡み合っている。
社務所でも大根を売っています、お供えした大根は
翌日参拝に来た人に「お下がり」として持ち帰ってもらい
聖天様のお徳をそっくり頂戴し、身体と心の健康を得ることが出来ます。
目の前をお坊さんが上っていきます、やっぱりお寺なんだ。
でも石段の下には狛犬の姿も、まあ他の寺にも狛犬はいるし
永年の疑問は寺ということで納得しましょう。
ということは本堂でしょう、派手なそしてきれいな本堂
この日もお詣りの人たちがたくさん訪れていました。
ここは待乳山という10mくらいの山の上、
風光明媚な名所としても有名で
江戸から大正にかけて浮世絵にも数多く描かれました、
「江戸名所図会」には山の上から近くは葛飾の村落
遠くは国府台まで一望出来たとあります。
山を下りたところに「池波正太郎生誕の地」のモニュメントが、
1923年(大正12年)1月25日、この地に生まれました。
「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」など
戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を発表しました。
近くを歩いていたら「鬼平」というスナックを見かけましたが。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 1月12日 待乳山聖天