西新井大師は平安時代の天長3年(826年)、弘法大師空海が
この地を通過した際に創建されたと伝えられます。
本堂は昭和の時代に一度焼失したけど再建され、
境内には戦前からの堂宇がたくさん残されています。
山門を入ってすぐ塩地蔵。
江戸時代より特に"いぼ取り"に効果があると伝えられ、
その功徳があったときには倍の塩をお返しします。
六角観音堂。
後方に大きなクスノキ(楠)があるけど露店の陰で、、、。
三匝堂(さんそうどう)はサザエ堂。
螺旋階段を一方通行でたどると最上階へ登り降りできる仏堂で、
その通路沿いには仏像が配置され参拝することができる。
明治17年に改造された際に内階段が外階段になったと言われるけど、
現在は外階段も無い。足立区登録有形文化財。
加持水の井戸(かじみずのいど)。
空海がここを訪れたころ村人は疫病に苦しんでいた、
空海が祈るとお堂の西から湧き水が溢れ出し、
人々の疫病を癒していきました。
西の方に新しい井戸が、、、西新井の地名の起こりです。
「四国八十八箇所お砂踏み霊場」。
一周するとお大師様のご利益と観音慈悲の功徳を受けられるという、
ここには四国八十八箇所巡りの霊場と高野山の砂が敷き詰められています。
弘法大師立像。
お大師さまが四国行脚をした際の立像を見ることができます。
池のほとりには弁天堂が。
この池には滝がありその下でたくさんの鯉が泳いでいました。
如意輪堂(女人堂)。
西新井大師は「女性の厄除け祈願所」として栄えていました。
今でも大本堂の裏には女性のためのお堂があり、
女性の様々な願い事にご利益がある場所として多くの女性が訪れます。
出世稲荷明神。
西新井大師の鎮守としてまつられる「出世稲荷明神」。
五穀豊穣の神である稲荷明神ですが、
商売繁盛・出世運のパワースポットとしても知られています。
大師線大師前駅、西新井駅からひと駅の単線
駅を一歩出たらそこはもう西新井大師です、
かつて大晦日には終夜運転をしていたけどコロナ禍などで
寂しくなりました。
縁日の日などはたくさんの人たちが利用しているようです。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 1月21日 西新井大師