東北地方への交通の要衝である日光街道の
江戸からの最初の宿場町が「千住宿」。
幕末には1万人が住む江戸近郊の最大の宿場だったとか、
今も活気あふれる北千住、その街並みを歩いてみましょう。
とにかく派手な北千住の街。
向こうの"千住ほんちょう商店街"から歩いてきたけど振り返って、
アーケードに日の丸が掛かっていて名前が読めない。
ね、宿場までしか読めない。
それはともかく入ってすぐ宿場町には不似合いな派手なビル、
ここだけだから笑って許しましょう。
道の駅ならぬ街の駅。
無料でお茶をいただけたり、トイレを貸してもらえるので
休憩所として利用できるほか、スタッフさんから
北千住の街歩きに役立つ情報を聞くこともできます。
新着:新型コロナウイルス感染症の影響により、令和4年1月21日(金)から
2月13日(日)まで休館となる模様。
上を向いて歩こう。
以前は奥州街道の宿場に関した絵が掲げられていたけど
ちょうどこの日取り換えられていました。
新しいのは全国の宿場みたいでしたが「武州千住」を選んで。
横山家住宅(足立区登録有形民俗文化財)。
江戸のころの伝馬屋敷(運送業)、
上野戦争で新政府軍に敗れ敗走してきた彰義隊が
切りつけた玄関の柱の傷跡や戦時中に焼夷弾が
貫いた屋根なども残っており百数十年の歴史が残る。
千住絵馬屋・吉田家。
看板屋さんてとこかな、中には初午に飾る地口行灯などが見える。
当代の絵馬師は八代目、先代からの独特の絵柄と
その手法を踏襲し伝統を守り続けている。
そしてこんなお店も残っています、
江戸だけではなく昭和も残っている。
歩いてきたところを振り返って。
左にプチテラスというか児童公園も併設、
ちょっとしたお休み処となっていますが。
こんなオブジェもあります、
遊んでいる子供たちを覗いているのかな。
銀座の街角に同じようなオブジェがあります、
しばらく行ってないので懐かしく思い出したり。
千住大橋から旧日光街道を歩いてきました、
このまま行くと荒川土手にぶつかります。
荒川は明治に掘られた運河、
江戸のころはなかったのでこのまま川口辺りまで歩いたのかな。
街道は千住新橋を渡って私んちの近くを通ってさらに続きます、
そしてそこには奥州街道の名残もたくさん見られます。
気が向いたらまたその辺も訪ねてみたいですね。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 1月17日 北千住宿場町通り商店街