東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

2022隅田川七福神巡り (2)

2022-01-12 | イベント

  三囲神社~弘福寺と続く道に長命寺が並んでいます、
  この出だしは楽ちんなんだけどこの先は紆余曲折。
  どう廻ろうかと考えながら歩く間もなく長命寺に、
  1分もかからず着いてしまいました。

 

   長命寺=弁天さま
   平安時代に創建されたとも慶長年間に造られたとも、
   江戸時代に家光の命により今の名前になりました。
   家光が鷹狩の途中で具合が悪くなり境内の般若水を飲ませたら
   快癒した、その井戸水を長命水、寺の名前を長命寺とした、と。

 

 

   境内に入るとすぐ幼稚園が、
   寺に幼稚園や保育園があるのは珍しくないけど
   この狭い境内では思うように遊べないよね。

 

 

   本尊は阿弥陀如来だけど
   ここには弁天さまが祀ってあります。

 

 

   よく見る弁天さまは琵琶を奏でている姿が多いけど
   ここでは本来の姿である剣を持った武闘派の弁天さまです。
   日本へ来てから音楽や芸能の神さまに変身されたのですね。

 

 

   長命寺の裏に桜もち屋さんがあるけど道なりに行くと
   「言問団子」が目に入ります。
   お花見のころには団子と桜もち、どっちにしようかな、
   どうせなら両方にしようか。

 

 

   「長命寺の桜もち」
   隅田川や墨堤の風景を好んだ子規はここを月香楼と名付け仮寓していた、
   3か月余り滞在して「七草集」を書いたがその中の女のモデルが
   月香楼の一人娘だった。当時15,6歳くらいだったが
   子規の思慕の対象として噂のタネになったという話が残っている。 

 

 

   この辺りは隅田公園の端っこになるのかな、
   ここに桜の木が数本並んでいる。
   これは冬桜、毎年きれいな花を咲かせてくれる。

 

 

   並んで十月桜、
   毎年百花園の行き帰りに寄って撮るけど
   今季は初めて寄ることになった。

   この木の下に野口雨情の歌碑がある。
   「都鳥さへ夜長のころは水に歌書く夢も見る」
   墨田区の解説に曰く
   「東京都民の心のふるさとである隅田川ぞいを飾るにふさわしい作品として、
   記念碑に刻し、永遠に保存する。」と。

 

          data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  1月4日  長命寺

          

コメント (2)
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