ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

非常に無責任な原子力利用国

2019年06月16日 | 社会
放射性廃棄物の処理処分を実施しているのはスウェーデンとフィンランドだけでそのほかの国は原子力を利用しても放射性廃棄物の処理処分法を決めていないそうです。
そこでG20で日本は国際協力による処理処分法の研究を提案し、そうしようということになったそうです。
 
スウェーデンやフィンランドが行っている放射性廃棄物永久保管は、安全と言いきれない方法で、実験の性格を持っています。
要するに永久安全保管技術は未開発です。
原子力利用が始まって70年以上たっているのに未開発です。
したがって国際協力で研究しても安全な解決方法が出てこない恐れが大です。
 
永久安全処理処分技術がない限り、原子力利用をやめるというのが正しい選択です。
原子力利用中止を議論できないところにG20の決断力のなさがあります。
 
国際協力で放射性廃棄物処理処分法を研究することになったから原子力利用を続けるというのは非常に無責任な態度です。
真剣に人々の安心安全を考えた結果ではありません。
技術開発の見通しはありません。
国際協力すれば技術開発できるという考えは甘すぎます。