ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

どうして日本は科学・技術を重視しないのか

2019年06月22日 | 社会
戦後の人々の生活水準の向上が科学・技術の進歩に支えられたということを日本は忘れています。
近年は生活水準向上がとまっています。
たとえばエネルギーですが、火力や原子力は環境上問題があって過去の技術になりつつあります。
ところが日本は火力や原子力に執着し、次世代のエネルギー技術に挑戦しません。
九州では太陽発電が発達しましたが、国は太陽発電の供給量の不安定を問題にして、火力や原子力を守るため、太陽発電を抑制しました。
普通なら太陽発電の供給量の不安定の問題を解決するための技術開発に注力します。
前進します。
日本は復古になってしまいました。
 
日本でも自動車は電気化が進んでいますが、どうも勢いがありません。
ガソリン車の燃費改善に注力しています。
 
旅客機に至っては日本はジェット旅客機開発に注力している始末です。
世界はすでに電動旅客機に挑戦しています。
2020年代に実用化を目指している企業が多いので驚きます。
ジェット旅客機を国内で電車のように気楽に運用している国は電動旅客機に代えるでしょう。
日本では電動旅客機は話題にも上っていません。
 
日本では防衛、外交、マネーゲーム、スポーツ、芸能などが話題になり、生活・生産環境や技術開発・生産が話題にならなくなってしまいました。
枝葉に目が行き、根幹を見ていません。
政府も人々も浮ついています。
外国に対して軍事的に「強い日本」などと言っていないで、世界の見本となる生活水準の高い日本を目指すべきだと思います。
 
今世界は戦国の様相です。
そっちへ飛び込むのではなく、国内改善に力を使った方が得策ではないでしょうか。