Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

遠征合宿

2008年05月07日 | 卓球
大型連休をみなさんはどのように過ごされただろうか。私たち高校卓球部顧問にはもちろん連休など無縁の話,今年は9~11日が関東大会予選の県大会のため,連休でも手をゆるめるわけにはいかない。旅行なんて夢のまた夢だ。

しかし,今年はなんと長野まで行くことになった。しかも大型浴場付のホテルに3泊!こういうと,”レジャー”という感じだが,そんなわけはない。
なんのことは無い,県大会前の最後のチャレンジで,長野まで試合をしに行ったのだ。

長野といって思い出すことは,私たちの世代では,なんといっても十年前の冬季五輪だ。スキー・ジャンプ団体の感動的な勝利に涙して喜んだ人も少なくないと思う。
市内の各所には,五輪マークのついた施設がまだ残っている。今回会場となった南長野運動公園もそのひとつだ。
五輪用の施設だけあって,体育館の外観ももとてもユニークだ。


体育館に隣接してスタジアムがある。ずいぶん変わったデザインだなあと思ったら,ハスの華が開いた様子をモチーフにしているのだと地元の人が教えてくれた。


手前正面はオリンピックの際使用された聖火台,パネルにその旨が刻まれている。


10年前,世界中の強豪がここに集結し,競技を行ったのだなあ・・・
今回の練習会は,さすがに世界中とまでは言わないが,日本全国(東北,甲信越,北陸,東海等)の色んな地域の強豪校と試合をすることができた。

次から次へと現れる強敵に連戦連敗で生徒達はげんなりしていた。県大会前に,逆効果だった?
いやいやそんなヤワな精神では勝てないよね。前回の悔しい敗戦から四年間耐えて長野で花を咲かせたスキージャンプチームのように,逞しく勝利を掴んでくれよ!
帰りのバスの中で五輪マークの施設を眺めながら切に思った。
コメント
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