Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

文化祭2010

2010年06月26日 | 学校生活
 3年生引退の余韻に浸る間も無く,ウチの学校では文化祭だ。あー忙し!

以前から書いているが,私は文化祭には特別な思い入れがある。行事でクラスがまとまったという思い出は,一生の宝物だと思っているからだ。クラスがまとまるためには,全員で厳しい困難を乗り越えることが必要 → そんなわけで,今まで自分のクラスには,硬軟様々な難しい企画にチャレンジさせて来た。

 餅つき実演ありおしるこ屋 ディズニーをパロディ化した劇 フラダンスショー付きハワイアン喫茶 OHPを利用した影絵劇 インド舞踊から大漁節まで・世界のダンスショー ジャングルクルーズとジェットコースターを合体させたジャングルコースター 粉から打つ冷やしうどん屋 掃除機のモーターを取り出してつくったホバークラフト 等々

思えばいろんなことやって来たものだ…。

さて,今回ウチのクラスの生徒が選んだ企画は,なんと


科学実験であるkirakira2

まあ理科の教員としては,嬉しい限りだが,本当にコレでいいの?

企画会議の時に生徒らが言うには,「他のクラスは販売ばかりでつまらん」「この企画は理系であるウチのクラスしかできない」「教員受けしそうだから賞がとれるかも」云々… 他に販売の企画もあったのだけれど,見向きもせず大差で決定したのだった。

 実験の内容は化学の先生にも相談に乗ってもらい,厳選した10項目。

 定番のスライムづくりと,めっきと合金で銅貨を金貨に変える実験は好評


1日3回公演の化学マジックショーは毎回満席

こちらも定番・液体窒素で薔薇をバラバラに


最初は緊張していた生徒たちだったが,大勢のお客さんから拍手をもらい,大喜び!

この1週間は準備の追い込みで特に大変だったが,その疲れも吹っ飛ぶお客さんの反応だった。

 展示・研究発表は,あまり生徒がやりたがらない分野だが,実は見せ方を少し工夫すると,やる方も見る方も楽しい,文化祭の王道企画なのだ!

 楽しい時間はあっという間に過ぎ,閉祭式の時間。壇上には,誇らしげに大賞杯を抱く我がクラスの委員長の姿があった発表の瞬間,感動で泣き出す子もいた。


みんなよく頑張ったね,先生もチョー嬉しいッス。今日は思い切り喜ぼう

でも明日からは,気持ち切り替えて,受験勉強だよ!hekomi
コメント (1)
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