今日は終業式、本来ならば体育館に全校生徒が集い行われているはず…
でも残念ながら依然コロナ流行中の現状では、全員集合は無理、ということで放送での実施となった。
5月に臨任採用されたが、来月11日で契約を解除することにしたSuさんにとっては、これが最初で最後の全校集会。懐かしいこの体育館で校歌を歌いたかったなあ
冷房中で扉が閉ざされているので、中の様子はよくわかんないっす
生物を教えてる生徒たちには、先週答案返却時に辞任の旨を伝えた。
懐かしい初任の学校で君たちと楽しく授業ができて、Suさんはこの3か月とても楽しかったです。でも同時に、臨任では自分のやりたいことが実現できないという苛立ちも感じていました。今回縁あって8月から正規採用してくれる学校が見つかりました。迷いましたが、やはりそちらに移ろうと思います。
5月に交代したばかりの先生がまた交代ということで、皆びっくりしていた。中には「とっても残念でショックです」と伝えに来てくれた子らもいた。私の授業を気に入ってくれてたみんな、ごめんよ…。
すぐ出ていくことにはなったけれど、この学校に戻ってこれたことは、本当に良かったなあと思う。
生物準備室に戻り、グランドの方に目をやる。懐かしい風景だけど、少し違う。昔は眼下にあった木々が今は大きく枝葉を広げていて、大きな時の流れを感じる。
こうしていると、昔感じていたことや、悩んでいたこと、嬉しかったことなどが次々と甦ってくる。そうだ、ここでの体験がその後の自分=教員としての自分を形作っていったのだ。
あと何年有るかわからん自分の教員生活だけど、原点を振り返ることができたことは、大きな収穫だった。次の学校に行ってもこの気持ち忘れずに頑張っていこう!
講義室のドアに、Suさんがいた当時(1990年)のカレンダーがまだ貼られていた。なんで??
でも、将来を考え選択する生徒たちには、Suさんの妥協しない姿勢は大いに「勉強になる」のではないかなあ?
新採用として出発した学校で再任用。
再任用から再出発。
自身の人生の展開に、2度も大きな役割を果たしている勤務先でしたね。
大切な飛躍の場所でした。
次の報告に期待しています。