ここ近年の梅雨というと豪雨による災害報道が相次ぐ。
温暖化による地球規模の異変が大きくかかわっているのだろう。
災害を引き起こさないまでも、梅雨というとじめじめとしたネガティブな印象が定説だ。
しかし一方で、長雨の季節も四季の移り変わりのひとつ。
「そこには情緒もあるはずだ」と、「お蔵」の中から探し出したのがこの写真。
市振駅(新潟県糸魚川市)2016.07.09 15:16 Sony α99 Vario-Sonnar 24-70㎜/f2.8 (24mm f/8,1/800sec,ISO100)
もう7年も前のことになるが、この空のことはよく覚えている。
梅雨空をおして遠出の撮影に出かけた帰り道で
天候の回復とともに雲の合間から青空がのぞき始めた。
見る見るうちに雨雲を蹴散らすように広がり始める青空。
その澄んだ空に目を奪われたのである。
程よい雨の降り方がないような気がします。
こちらは、予報ではすごい大雨なんですが、降ってなくて湿度が高くて~
この写真、向こうから「列車が走ってきてるゾ!感」をとても強く感じます。雨雲の中から広がる青空向かってって感じでしょうか。
そちらは今日も雨雲が居座っている様子・・・
本当によく降りますね
「梅雨」という季語にも子季語や関連季語を含めると
黴雨、梅の雨、梅霖、青梅雨、荒梅雨、梅雨じめり、
梅雨前線、梅雨時、ついり、五月曇、
五月雨、梅雨晴、梅雨雷、梅雨曇、空梅雨、迎へ梅雨、送り梅雨・・・などなどたくさんあって
一言に梅雨といってもその中には明るさや暗さや
雨の降り方の強弱など様々な季節の表情があるんだな~
黴雨は黴(カビ)が生じやすい天候のためで黴雨らしいし、たしかに食中毒にも注意しなくちゃで・・
いつも季語の持つ壮大な背景に関心もしますが(;^_^A
そんな梅雨も来週には続々梅雨明けが発表になるのではとのこと
当地も来週はずっと体温並みの気温が続く予報で
それを思うと7月末まで梅雨でいいよ~と言いたくなります(-_-;)
異常が普通になるからでしょうね。
週間予報を眺めると今週半ばからは
晴れマークが並んでいますので
いよいよ梅雨の上がりでしょうか。
それでも次に訪れるのは猛暑。
熱中症による人的被害を見るにつけ
これも災害と思わずにはいられません。
夏の情緒はいったいどこに行ってしまったのでしょう。
異常が普通になるからでしょうね。
週間予報を眺めると今週半ばからは
晴れマークが並んでいますので
いよいよ梅雨の上がりでしょうか。
それでも次に訪れるのは猛暑。
熱中症による人的被害を見るにつけ
これも災害と思わずにはいられません。
夏の情緒はいったいどこに行ってしまったのでしょう。
ご紹介ありがとうございます。
昔の人の想像力、そして語彙に驚くばかりです。
おそらくは昔も災害はあっただろうし
人々もそれに耐えてきたのでしょうが
それを差し引いても季節の情緒を楽しむことを忘れず
数々の季語を残したことを誇りに思います。
いよいよ梅雨明け。
猛暑はかんべんですが
それはそれとして夏を楽しむ感性は大事にしたいですね。