折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

梅雨空の記憶

2023-07-07 | 空倶楽部

ここ近年の梅雨というと豪雨による災害報道が相次ぐ。

温暖化による地球規模の異変が大きくかかわっているのだろう。

災害を引き起こさないまでも、梅雨というとじめじめとしたネガティブな印象が定説だ。

しかし一方で、長雨の季節も四季の移り変わりのひとつ。

「そこには情緒もあるはずだ」と、「お蔵」の中から探し出したのがこの写真。


   市振駅(新潟県糸魚川市)2016.07.09 15:16 Sony α99  Vario-Sonnar  24-70㎜/f2.8 (24mm f/8,1/800sec,ISO100)    

 

もう7年も前のことになるが、この空のことはよく覚えている。

梅雨空をおして遠出の撮影に出かけた帰り道で

天候の回復とともに雲の合間から青空がのぞき始めた。

見る見るうちに雨雲を蹴散らすように広がり始める青空。

その澄んだ空に目を奪われたのである。

 

 

 


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5 Comments

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もう10年以上前くらいから (hirorin)
2023-07-08 10:31:43
ゲリラ豪雨というワードが出始めて、それになれたら、最近は線状降水帯。
程よい雨の降り方がないような気がします。
こちらは、予報ではすごい大雨なんですが、降ってなくて湿度が高くて~

この写真、向こうから「列車が走ってきてるゾ!感」をとても強く感じます。雨雲の中から広がる青空向かってって感じでしょうか。
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Unknown (笑子)
2023-07-08 13:39:24
こんにちは~気持ちのいいお写真ですね!
そちらは今日も雨雲が居座っている様子・・・
本当によく降りますね

「梅雨」という季語にも子季語や関連季語を含めると
黴雨、梅の雨、梅霖、青梅雨、荒梅雨、梅雨じめり、
梅雨前線、梅雨時、ついり、五月曇、
五月雨、梅雨晴、梅雨雷、梅雨曇、空梅雨、迎へ梅雨、送り梅雨・・・などなどたくさんあって
一言に梅雨といってもその中には明るさや暗さや
雨の降り方の強弱など様々な季節の表情があるんだな~
黴雨は黴(カビ)が生じやすい天候のためで黴雨らしいし、たしかに食中毒にも注意しなくちゃで・・
いつも季語の持つ壮大な背景に関心もしますが(;^_^A

そんな梅雨も来週には続々梅雨明けが発表になるのではとのこと
当地も来週はずっと体温並みの気温が続く予報で
それを思うと7月末まで梅雨でいいよ~と言いたくなります(-_-;)
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hirorinさん (juraku-5th)
2023-07-09 09:22:18
災害について次々と新語が生まれる昨今。
異常が普通になるからでしょうね。
週間予報を眺めると今週半ばからは
晴れマークが並んでいますので
いよいよ梅雨の上がりでしょうか。
それでも次に訪れるのは猛暑。
熱中症による人的被害を見るにつけ
これも災害と思わずにはいられません。
夏の情緒はいったいどこに行ってしまったのでしょう。
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hirorinさん (juraku-5th)
2023-07-09 09:22:19
災害について次々と新語が生まれる昨今。
異常が普通になるからでしょうね。
週間予報を眺めると今週半ばからは
晴れマークが並んでいますので
いよいよ梅雨の上がりでしょうか。
それでも次に訪れるのは猛暑。
熱中症による人的被害を見るにつけ
これも災害と思わずにはいられません。
夏の情緒はいったいどこに行ってしまったのでしょう。
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笑子さん (juraku-5th)
2023-07-09 09:27:39
梅雨の季語。
ご紹介ありがとうございます。
昔の人の想像力、そして語彙に驚くばかりです。
おそらくは昔も災害はあっただろうし
人々もそれに耐えてきたのでしょうが
それを差し引いても季節の情緒を楽しむことを忘れず
数々の季語を残したことを誇りに思います。

いよいよ梅雨明け。
猛暑はかんべんですが
それはそれとして夏を楽しむ感性は大事にしたいですね。
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