台風10号が迷走している。
発生後、間もなくの予報では
北陸への再接近は27日の深夜から28日未明にかけてのことだった。
それから2日以上も過ぎたにもかかわらず
未だに九州の西岸に勢力を保ったまま停滞している。
不可解なのは報道各社が「進路予想がつかない」と伝えていること。
現に当初予報とは違う進路をたどっているし、
そして、今後についても進路予報円が異様に大きい。
気象予報学が発達し、それが防災に寄与している世の中。
しかも日本の気象予報学の発達は台風の進路予想が起点のひとつだったはずだから
不思議な話だと思いつつ、台風10号に関する報道を眺めているのだ。
さて、今日は空倶楽部の日。
2年前の三国海岸から土用波の風景を蔵出し。
古くから漁師の間で知られていた土用波が
遠洋で発達する台風の影響だったことが
これも気象予報学の発達でつい最近になってわかったとのこと。
「つい最近」って?! これまた奇異な話だがそれはさておき。
その遠洋で生まれたいくつかの波がたまに重なり合って
通常の波の2~3倍の大きさになることが千波に一波程度の割合であるのだとか。
「これかな?」と、晩夏の夕空とともに掲載した次第だ。
「9」のつく日は空倶楽部の日。