毎月11日は「鉄写同好会」の日
詳しくは発起人てくっぺさんのブログ「高橋さんの写真記念館」をご覧ください
北陸本線 新疋田駅(福井県)。
福井県と滋賀県の県境、山あいにある無人駅 だ。
鉄写同好会の主催者であるてくっぺさんに教えていただいたことだが、
新疋田駅は、熱狂的な鉄道ファンであり秘境駅訪問家を自称する牛山隆信氏により秘境駅として認定されている。
氏によると、秘境駅とは、
「周囲に人家がなく、大自然の真っただ中にある」で
「今日のモータリゼーションの普及や、過疎化の進行により利用者が減少したことで、
路線そのものが廃止されることが多い現在、奇跡的に生き残った貴重な存在」 なんだとか。
これは、昨年1月の写真であるが、この積雪から秘境駅の片鱗をうかがうことができる。
ところで、この新疋田駅、奇跡的に生き残った貴重な駅にもかかわらず、「新」と名づけられていることに違和感を感じるが、
その理由は、こちらの記事をご参考いただきたい。
この駅の発着は敦賀駅と関西を結ぶ新快速が上下線それぞれ一時間に一本というところ、
しかも乗降客もまばらでだ。
ところが、この駅のプラットホームには、時によっては、乗降客をはるかに上回る鉄道ファンが殺到する
そのお目当てが、疾走する特急列車。
北陸本線は別名「特急街道」、サンダーバード、しらさぎなどの特急列車が頻繁にこの駅を通過する。
しかも、大きなカーブにそってプラットホームが配置されているため、駅撮りにもってこいなのである。
特にこの時期は、待ち時間に雪や風を駅舎でしのげるとあって、遠く関西方面や中京方面からも鉄道ファンが訪れるという。
「奇跡的に生き残った存在」が、これからも鉄道ファンのためにずっと続いてほしいものだ。
70年代初頭、アメリカのロックシーンを代表するグループだったクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング。
その活動中止を経て、リーダー的存在であったスティーブン・スティルスが結成したバンドがマナサス。
マナサスとは南北戦争の激戦地の名前であり、その地にある駅名にちなんだバンド名だそうだ。
そして、youtubeにあるアルバムジャケットの写真がマナサス駅の構内で撮影されたもの。
アメリカ版秘境駅かどうかは知らないが、なんとなく世間から忘れ去られた駅舎を思わせる。
It Doesn't Matter (Stephen Stills/Manassas) 1972
昨年12月に、身内に不幸があったので、
新年のご挨拶は遠慮させてもらってますm(_ _)m
失礼致します。
部活写真とコラム読みました。
新疋田駅、私宅からは日帰り可能な場所なんで、
秘境駅と言われる所以を、是非この足で
確かめたい!です。ありがとうございます。
今年も素敵な写真と記事楽しみにしています。
よろしくお願い致します。
また、本年、こちらこそよろしくお願いいたします。
新疋田駅、ご紹介のとおり無人駅。
飲み物の自動販売機しかなく、周りには当然ながらコンビニもありません。
遭難に備え、食べ物など携行されることをオススメいたします(笑)
駐車場だけは何台も停められる広い場所があります。
秘境駅という定義、色々言われますが、信号場が格上げされた様な所が多く周辺に人家が無いところが多い、しかし、鐵道輸送上は欠くことが出来ない設備であるケースが多いです。
新疋田駅はその典型で、輸送上の退避スペースや雪害対策の基地としては欠くべからずです。
構内もゆったりしてるので、車両撮影には適していると思います。
新疋田駅の歴史は北陸線の勾配改良の歴史でも有ります。
雷鳥、加越、しらさぎ、日本海を撮った事が
思い出されます
雪が積もってると、秘境駅の雰囲気が増しますね。^±^
新疋田は秘境駅になっていますね。このあたりは、旧線が走っていました。
その旧線も、新ルートができて盲腸線となりました。
いわゆる、柳ヶ瀬線だったと思いますが、疋田駅や刀根駅、柳ヶ瀬駅などがありました。^±^
昭和39年ごろに廃止になったはずですが。^±^;
旧柳ケ瀬線は今は県道となっていて、事故が多かったトンネルも片側交互通行で今でも使われています。
とても狭くてこんなところを機関車で走れば、一酸化炭素中毒にもなるなと思えてしまいます。
何年も後になりますが、新幹線が延伸すると、その記憶も含めてますます風化していきますね。
加越、日本海はすでになく、トワイライトエクスプレスも昨年廃止になりました。
特急街道もちょっと寂れ気味ですね。
残念ですが…。
柳ケ瀬線は現在の北陸自動車道に沿って走っていたようです。
曲がりくねった山道で、よくこんなところに鉄道を通したなという印象です。
車だとゆっくり景色も楽しめないので、いずれ柳ケ瀬トンネル付近を散策してみようと思っています。