はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

ボブ・ディランに会いに行って来ました

2016-04-14 21:02:22 | 音楽の話
4月13日の夜は、フェスティバルホールでのボブ・ディランのライブに行って来ました。
ボブ・ディランのことを語り出すと長くなるので、今日は語りませんが。

 (CDテンペストから)

多分、こんなメンバーで来ていたのでしょう?

さて、ライブの方は予想していた通りのものでした。最近のアルバムからの曲がほとんどで、知らない曲ばかりでした。知っていたとしてもアレンジがすごいので分かりませんが…。

暗めの照明の中、ウッドベースとドラムはブラシ打ちというジャズっぽい演奏に乗せて、スタンダードナンバーを歌うディランは、やっぱしディランでした。(良かったということですよ)

ギターのお兄さんも上手でした。何しろ暗いので、メンバーの顔もよく見えません。セピア色の世界といった感じです。

ディランは75歳になるそうで、ステージ上で動き回ることもなく、センターのスタンドマイクとキーボードの往復といった動きだけでした。それでも、時たま吹くハーモニカはすばらしかったです。

当日のセットリストやメンバーは、詳しく書かれているものがあるので、ネットで調べてもらうことにして、そんなことはどうでもいいって感じで、ディランの歌声に聞き入っていました。

芭蕉さんの句に「さまざまなこと思い出す桜かな」というのがありますが、「さまざまなこと思い出すディランかな」という心境でした。さまざまなことが思い出されて、あっという間の2時間でした。

観客は、やはり年配の方がほとんどでした。みなさんも、大人の聴き方をされていました。

写真撮影は禁止なので、ライブ会場の写真はありません。あまりライブのレポートにはなっていませんが…。


ところで、生でディランを聴くのは、今回で3回目になります。
はじめて聴いたのは1978年の初来日の時です。確か、枚方の松下電器体育館で聴いたと思います。松下電器って、今のパナソニックのことですよ。その時のことは、残念ながらあまり覚えていません。
2回目が2010年のZEPP OSAKAです。この時は、全員立ち見席で、ちょっと疲れました。音が大きすぎて、ディランの声もあまり出ていなかったというのが感想です。
今回が3回目ですが、さすがフェスティバルホール、音響がいいですね!

 (昔のディラン)

ディランの来日も、これが最後になるような気がするんですが…。

Forever young forever young
May you stay forever young
(いつまでも若く、いつまでも若く 
あなたがいつまでも若くありますように)

安曇野カメラ散歩(その2)

2016-04-14 08:47:07 | カメラ紀行
安曇野から一番よく見える山が常念岳(じょうねんだけ)です。その常念岳をバックに田園風景が広がる情景は、安曇野の代表的な風景になっています。

 (常念岳と桜)

今回は、錫杖さんにならって「桜と道祖神そして常念岳」という景色に出会えるところを訪ねました。

 (この景色です)

 (常念道祖神)

 (ラブラブです)

道祖神は、悪霊や疫病などの邪悪なものが集落に入ってこないように、辻村境や峠などに祀られてきたのが始まりと言われています。
道祖神は、我が芭蕉さん『おくのほそ道』序文にも登場します。「…道祖神のまねきにあひて…(道祖神が旅に出て来いと招いている)」というくだりです。
ところで、安曇野には500体を超える道祖神があるそうです。道祖神巡りもおもしろそうですね。

 (常念、桜、道祖神)

実は、7年前の2011年4月11日にも同じようなところを訪ねていました。その時は、はじめてデジタル一眼レフカメラを買ったばかりで、常念岳と桜を写しに来たのだと思います。ちなみに高速道路が千円で走れました。(もう1回お願いしたいものです)

ここは、安曇野の堀金(ほりがね)というところです。堀金には、菜の花畑もあるということなので行ってみることにしました。

 (常念と菜の花)



ところで、常念岳の右手にもう一つ雪をかぶった山がありますが、横道岳(よこどおしだけ)という山です。常念岳と横通岳の間にあるコルには常念小屋があり、槍ヶ岳が目の前に見えます。

菜の花畑の横に、鯉のぼりが泳いでいました。
どこを見ても春がいっぱいという感じです。

 (常念と鯉のぼり)

次は、大王わさび農場に向かいましょう。

<つづく>