5月14日土曜日、諏訪大社 御柱祭 下社の里曳きを見るために下諏訪の地を訪れました。
御柱(おんばしら)祭といえば「木落し」が有名ですが、前回(7年前)だったかテレビで「里曳き」の様子を見たことがあり、それ以来ずっと行ってみたいと思っていた祭りです。(7年後は、きっと体力・気力も無いと思うので、ラストチャンスと思って出かけました)
車で行ったのですが、混雑が予想されたので一つ手前の岡谷の駅に車を置いて電車で出かけました。(ここなら1日置いても5百円です)
岡谷の駅で電車に乗る時から気になっていたのですが、みんなハッピを着ているんです。下諏訪駅について春宮に向かって歩き出しても、ハッピを着た人がゾロゾロと歩いています。あとでわかったのですが、みんな御柱を引っ張りに行く人達なのです。まだ早い時間 (7時過ぎです)だったので観光客よりも地元の人が多かったようです。
(下諏訪駅にも御柱が)
まずは、諏訪大社下社春宮にお参りです。諏訪大社と一口に言っても、上社と下社があり、上社には本宮と前宮が、下社には秋宮と春宮があるのです。つまり四つの社があります。
(下社春宮)
みなさん今日の無事を祈っておられるのでしょうか。私もお祈りしました。
諏訪大社には本殿はありません。三輪の大神(おおみわ)神社もそうですが、原初の姿を伝えているのでしょう。ついでに講釈をたれますが、ここの神様タケミナカタは、高天原からの使者タケミカヅチとの力比べに敗れて、ここまで逃げてきたそうですよ。ちょっと情けない神様ですが…。私が言ってるんじゃありませんよ。『古事記』に書かれているんです。それほど古い神社ということですね。
(今日の無事を祈る)
境内には御柱が立つところありました。先日、上社で事故があったので、慎重に進められている様子が感じられました。
(御柱の立つところ)
御柱は神社直前でまたもや坂を落とされます。最後は神になる大木ですが、たくさんの試練をくぐっているのですね。
(最後の木落し)
ハッピを着た人たちが、どんどん進んで行きます。私も一緒に進んで行きます。
(中山道です)
下諏訪駅から30分以上は歩いたでしょうか、やっと里曳きの出発点注連掛(しめかけ)に着いたようです。
(里曳き出発地)
注連掛に着いてびっくりしたのですが、ここでも「木落し」があったのです。「木落し」と言っても規模は小さいのですが、それでもけっこう急な坂です。
みなさん真剣な表情で木落しを見つめます。
(リトル木落し坂)
何回か位置を修正しています。けっこうきつい坂なので大変そうです。
(間もなく)
御柱にまたがっている人も気合いが入っています。
(気合いだ!)
木遣りが響いたらいよいよスタートです。みな手を突き出して、「よいさ、よいさ」の連呼です。
<つづく>
御柱(おんばしら)祭といえば「木落し」が有名ですが、前回(7年前)だったかテレビで「里曳き」の様子を見たことがあり、それ以来ずっと行ってみたいと思っていた祭りです。(7年後は、きっと体力・気力も無いと思うので、ラストチャンスと思って出かけました)
車で行ったのですが、混雑が予想されたので一つ手前の岡谷の駅に車を置いて電車で出かけました。(ここなら1日置いても5百円です)
岡谷の駅で電車に乗る時から気になっていたのですが、みんなハッピを着ているんです。下諏訪駅について春宮に向かって歩き出しても、ハッピを着た人がゾロゾロと歩いています。あとでわかったのですが、みんな御柱を引っ張りに行く人達なのです。まだ早い時間 (7時過ぎです)だったので観光客よりも地元の人が多かったようです。

まずは、諏訪大社下社春宮にお参りです。諏訪大社と一口に言っても、上社と下社があり、上社には本宮と前宮が、下社には秋宮と春宮があるのです。つまり四つの社があります。

みなさん今日の無事を祈っておられるのでしょうか。私もお祈りしました。
諏訪大社には本殿はありません。三輪の大神(おおみわ)神社もそうですが、原初の姿を伝えているのでしょう。ついでに講釈をたれますが、ここの神様タケミナカタは、高天原からの使者タケミカヅチとの力比べに敗れて、ここまで逃げてきたそうですよ。ちょっと情けない神様ですが…。私が言ってるんじゃありませんよ。『古事記』に書かれているんです。それほど古い神社ということですね。

境内には御柱が立つところありました。先日、上社で事故があったので、慎重に進められている様子が感じられました。

御柱は神社直前でまたもや坂を落とされます。最後は神になる大木ですが、たくさんの試練をくぐっているのですね。

ハッピを着た人たちが、どんどん進んで行きます。私も一緒に進んで行きます。

下諏訪駅から30分以上は歩いたでしょうか、やっと里曳きの出発点注連掛(しめかけ)に着いたようです。

注連掛に着いてびっくりしたのですが、ここでも「木落し」があったのです。「木落し」と言っても規模は小さいのですが、それでもけっこう急な坂です。
みなさん真剣な表情で木落しを見つめます。

何回か位置を修正しています。けっこうきつい坂なので大変そうです。

御柱にまたがっている人も気合いが入っています。

木遣りが響いたらいよいよスタートです。みな手を突き出して、「よいさ、よいさ」の連呼です。
<つづく>