はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

西宮郷をぶらり

2017-01-19 21:50:00 | 知らない街をぶらり
先日、京都の串揚げ屋さんでいただいたお酒があまりにも美味しかったので、美味しいお酒を探しに行きたくなりました。ということで、灘五郷のひとつの西宮郷を訪れることにしました。今回は、その中の白鹿酒造を訪ねました。ここには白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)と酒蔵館がありますが、記念館がお休みだったので、酒蔵館だけを見せてもらいました。(有料です)


酒造りの様子がお勉強できました。六甲おろしが酒造りにいいのだそうです。六甲おろしといえばタイガースなんですが、冷たく乾いた北風がお酒造りにも、選手を鍛えるのにも適しているんですね。
ところで、灘五郷で酒造りが盛んになったのは、意外と新しく江戸時代の後期になってからだそうです。樽廻船に乗せられて江戸に向かった酒は「下り酒」と呼ばれたそうで、大変人気があったようです。


味見もしたかったのですが、ここでは無かったので、となりの白鷹酒造へ向かいました。200円で試飲が出来るのですが、呑みたいお酒の試飲は出来なかったので、ここも諦めました。
(結局、帰りに寄った梅田の阪神百貨店で試飲をして、気に入ったのを買ったのですが、何をしに行った事やら。)

西宮まで行ったので、ついでと言ったら怒られるかもしれませんが、西宮戎神社にも寄ってきました。
1月10日に開門の神事が行われる門です。ここから本堂までたくさんの若者が走り抜けます。そして、3着までが福男に選ばれます。毎年テレビのニュースになっています。


十日戎も終わって境内は静かな空気に包まれていました。


本殿におまいりをして、家内安全・無病息災を祈願しました。えべっさんも、たくさんの人のおまいりで、さぞお疲れなさったことでしょうね。


境内には木製の神馬像が神馬舎にまつられています宵戎の夜にえべっさんがこの白馬に乗って市内を巡行されるそうです。


さすがに西宮郷のお宮さんです。ずらりと酒樽が並んでいました。


その横には、おめでたい奉納品もありましたよ。


これで、おしまいです。めでたし、めでたし。