はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

四国の名峰 石鎚山に登りました(3)

2020-10-18 15:35:15 | 山歩き
四国の名峰 石鎚山に登りました。



登山口の土小屋を出発して、3時間弱(休憩や撮影を含めて)石鎚山の弥山頂上(1972m)に到着しました。
今回、私にとっての石鎚山登山の頂上は、ここまでです。




こちらは天狗岳(1982m)で、石鎚山の最高峰です。
どうして最高峰まで行かなかったのと疑問に思われるでしょうが、それは恐かったからです(笑)




眺めるだけで十分にパワーが伝わって来ます。




頂上付近での紅葉の見頃は、4〜5日前だったそうですが、これでも十分楽しむことができました。




石鎚山は、富士山、立山、白山、大峰山、釈迦ケ岳、大山とともに、「日本七霊山」の一つに数えられる信仰の山として崇められています。
石鎚山も昔は女人禁制の山だったそうですが、いまは誰もが登れます。ただし、7月2日だけは今でも女人禁制だそうです。
ちょうど山伏が登ってこられたのでモデルになっていただきました。




石鎚神社に参拝です。石鎚の神様に、天気の感謝と登山の安全を祈願しました。




参拝のあと、弥山頂上からの景色を楽しみました。東の方角です。この方向の先には剣山があるのですが、雲が多くて見えませんでした。




南の方角です。高い山はニノ森でしょうか。




ニノ森は1929mの山です。




西の方角です。




同じく西の方向です。




下を見ると、三ノ鎖を登ってくる人がいました。ほとんどの登山者は、迂回路(鉄製の階段)を登っていました。




最後にもう一度、天狗岳に別れを告げて、下山の途につきました。




同じ道を下ったのですが、朝は蕾だったリンドウも花を咲かせていました。




朝は深いガスで何も見えませんでしたが、こんな所を歩いていたようです。といっているうちに、またガスが湧いて来たようです。




下山は、2時間15分で土小屋登山口へ戻ることができました。
朝はガスが深くてどうなることかと思いましたが、途中からは晴天に恵まれて、青空の下で紅葉も楽しむことができました。
石鎚山への登山は思っていたよりも楽に登れました。足慣らしに2週間前に登った愛宕山の方がしんどかったです(笑)
この日は、松山の道後温泉で登山の疲れを取り、翌日の剣山登山に備えました。

※登山日 2020.10.14