はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

四国の名峰 剣山にも登りました(前編)

2020-10-19 19:19:19 | 山歩き
石鎚山に登った日は道後温泉で疲れを癒し、翌日は剣山をめざしました。
松山から剣山のある登山口(登山口といってもリフト乗り場です)までは、高速道路と国道で約3時間かかります。
特に国道438号線は「酷道」といってもいいほどの道で、離合困難な箇所も沢山あります。
今回は運転上手なMさんが運転をしてくれたので、私は安心して横に乗っていました(笑)

剣山はリフトを使って簡単に登れる山です。まずは15分リフトに乗って、一気に高度を稼ぎます。この日もガスの中を進みました。




リフトの横の木々は、いい具合に紅葉していました。




ガスが切れると、山肌の美しい紅葉が姿を見せてくれました。




この山は、次郎笈(じろうぎゅう)でしょうか。




リフト終点からは尾根道を登りました。頂上までは50分ほどです。




スタートから40分、大きな岩の背後に建つ剣山神社に到着です。




神社の横を登ると、広い笹原に出ます。




頂上へは木道を歩きます。この時はガッスガスでした。




剣山は、石鎚山と対照的で穏やかな山容をしている山です。頂上は近いです。




穏やかな斜面が続きます。




剣山頂上に到着です。実は私は二度目の登頂です。5年ぶりの登頂でした。




しめ縄に囲まれているのは三角点です。標高1955mで、四国では石鎚山に次いで高い山です。剣山も深田久弥の「日本百名山」に選ばれています。




頂上でおにぎりを食べながらガスが晴れるのを待っていると、やがてガスが切れて景色が見え出してきました。




昨日の石鎚山でも途中から晴れてくれましたが、今回は本当にラッキーな山旅になりました。




頂上付近の紅葉のピークは過ぎたようでした。




とはいえ、綺麗な景色に満足しました。




頂上付近はこのように穏やかな笹原です。




空を仰ぐと雲が激しく動いていました。



後編に続きます。

※登山日 2020.10.15