はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

出羽三山の旅<湯殿山に参拝>

2022-10-05 18:15:15 | 寺社めぐり
湯殿山は標高1600mで月山に連なる山ですが、一般に湯殿山参拝とは湯殿山の中腹にある湯殿山神社に参拝することをいいます。
古来より、出羽三山の奥宮とされてきたところで、修行した山伏が即身成仏する場所とされていました。
ここで見聞きしたことは「語るなかれ、聞くなかれ」といわれてきた場所で、芭蕉さんも「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」と詠んでいます。
ということで、私も詳しい話は出来ません(笑)
もちろん写真撮影も禁止でした。


大鳥居の所までは車で来ることができます。(有料道路を走ります。)




前日の夜は、けっこう雨が降っていました。朝もどんよりとした曇り空でした。




大鳥居から湯殿神社本宮までは、バス(10分)か徒歩(30分)で行きます。




せっかくなので歩いて行こうとしましたが、バスが通るアスファルト道路なので、バスで行くことにしました。




本宮前に到着です。ここからは撮影も禁止です。




※ここからは話すことはできませんが、裸足になってお祓を受けてからご神前に進みお詣りをしました。



参拝を終えて本宮前に戻ってきました。下の方に大鳥居が見えます。




湯殿山の方向を見上げましたが、どれが湯殿山かはわかりませんでした。




帰りのバスから写しました。




上の方には月山があるはずですが、多分見えないと思います。




大鳥居まで戻って来ると、天気がすっかり回復していました。




出羽三山にお詣りを済ませたので、神様も祝福してくださったのでしょうか。




湯殿山はよくわかりませんでしたが、その方向にも手を合わせました。




出羽三山、最後の湯殿山の参拝を終え清々しい気分で湯殿山をあとにしました。




これで出羽三山(現在・過去・未来)を巡ったことになるのですが、はたして「生まれかわる」ことができたのでしょうか。
自分では気づかないですが、何かが変わったのだと信じたいと思います。

※訪問日 2022.9.28


(おまけです)

最後に月山を眺めながらドライブをしました。




前々日にも同じように月山を眺めたのですが、月山に登った今は見え方がちがっていました。やはり登った山には愛着が生まれるようです。