はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

慈恩寺 <出羽三山の旅 番外編>

2022-10-06 18:55:55 | 寺社めぐり
出羽三山の旅最終日は午前中に湯殿山への参拝を済ましたので、午後は少し時間がありました。
空港のある山形市に向かう途中、寒河江の道の駅にあった慈恩寺のPRが魅力的で寄って行くことにしました。
この辺りは「鎌倉殿の13人」の大江広元と関係が深い土地らしく、そのことが全面にPRされていました。
大河ドラマの影響力は凄いものがあります(笑)


寒河江にこんな立派な寺院があったことを、今回初めて知りました。




746年に聖武天皇の勅命で開山というので1300年の歴史があるそうです。




ちょうど彼岸花が咲いていました。彼岸花が有名なお寺のようです。




今の堂舎は江戸時代に再建されたものだそうです。江戸時代には巨大な境内地を持ち東北一の寺領だったそうです。




境内は江戸時代のたたずまいを残しているそうです。




お堂も立派でしたが、こちらの木も気になりました。




見事に巻きついています。




この奥にも往時はたくさんの堂舎が立ち並んでいたのでしょう。




三重塔も立派でした。堂舎の他にも平安時代から鎌倉時代にかけて作られた仏像も多く伝えられていました。





山形空港に戻ってきました。展望デッキから月山が見えました。




山形空港の駐車場はなぜか満車でした。




最後まで月山が見送ってくれました。




夕日が沈んでいきます。素晴らしい旅に感謝です。




※訪問日 2022.9.28