GWのはざまの5月2日に大阪の一番南まで行ってきました。
正しくは、和歌山県に入ってすぐのところにある深山砲台跡という所です。
駐車場からレンガの道を登って行きます。
すると、目の前にレンガ造りのトンネルが現れました。
これは明治時代に造られた砲台跡なんです。深山地区のは3つの砲台があったそうです。
紀淡海峡を大阪湾に侵入する敵の船をここから攻撃するために築かれたそうです。友ヶ島の砲台群は有名ですが、ここは島に渡らなくても砲台跡が見学できました。
案内板もありました。初めは太平洋戦争の遺構かと思っていたのですが、明治時代のものでした。バルチック艦隊の襲来に備えていたのでした。
砲台跡のすぐ上には展望台がありました。実は、こちらが目的地でした。
紀淡海峡(友ヶ島水道)と友ヶ島です。友ヶ島は、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称名です。
向こうに見えるのは淡路島ですが、近いです。
目をずっと先の方にやると、淡路海峡大橋が見えます。(見えますか)
一番近い島が地ノ島です。その先の大きな島が沖ノ島で、砲台跡がたくさんありラピュタの世界観を感じられる場所だそうです。
眼下の海を漁船が行き交っていました。
加太ノ瀬戸を貨物船が行きますが、潮の流れが早そうです。
この飛行機は、この先にある関空に着陸するのでしょうか。
最高の天気の中、和歌山県に少しだけ入った所で、小さな旅を楽しみました。
※訪問日 2023.5.2