はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

雨の知覧武家屋敷群を歩きました

2023-06-10 20:15:15 | 知らない街をぶらり
山に登った二日間は晴れてくれましたが、3日目は雨になってしまいました。
(山登りがメインの旅だったので、そこが晴れてくれたのが何よりでした。)
この日はもともと鹿児島観光を予定していたので、雨でも大丈夫でした。
しかし、午後には全国ニュースにもなるほどの大雨になってしまいました。


やって来たのは知覧(ちらん)の町です。この時はまだそんなに強く降ってはいませんでした。



知覧といえば特攻隊の基地があったことで知られていますが、武家屋敷群も忘れてはいけません。



もちろん私が好きな「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。



石垣と生垣からなる景観がどこまでも続いていました。



立派な武家屋敷が並んでいます。



本馬場通りを歩いていますが、この折れ曲がった道が魅力的です。



7ヶ所でお庭も公開されています。私はあまり庭のことはわからないのですが、どれも立派な庭園でした。



路地?も素敵でした。



これは屋敷内が見えないようにする屏風岩(沖縄のビンブン)だそうです。



このカーブが一番のお気に入りになりました。



鹿児島では、いたるところで紫陽花が見ごろを迎えていました。



これは?



ここは、「日本の道100選」や「美しい日本の歴史的風土100選」にも選定されています。



向こうに見える小山の上に知覧城がありました。



ハート型をした手水盤です。インスタ映えを狙ったものではなく、日本古来の「猪目(いのめ)」という文様です。



雨のおかげでしっとりとした街並を見ることができました。





このあと鹿児島市内に移動して、鹿児島ラーメンをいただきました。この時、外は大雨になっていました。



7時過ぎの鹿児島空港発の飛行機で、鹿児島をあとにしました。
鹿児島空港はまだ小雨でしたが、雲の上は素晴らしい夕陽でした。



こうして楽しかった南九州の山旅は終わりました。
ミヤマキリシマが綺麗だった韓国岳、苦しい登りが続いた開聞岳、どちらも良い思い出になりました。


※訪問日 2023.6.6