はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

新薬師寺界隈の土塀が素敵でした

2018-12-22 18:18:38 | 知らない街をぶらり
新薬師寺界隈を歩いていたら、私の好きな土塀がたくさんありました。調子に乗って写していたら、土塀図鑑みたいになってしまいました(笑)
クリスマスのイルミネーションが溢れる今日この頃ですが、こんな絵もいいのではないでしょうか。

高畑町界隈は静かな奈良の風情を味わうことができます。



とくに新薬師寺につづく道では、土塀が多く残ります。



訪れる人もなく、ゆっくりと歩いて行きます。



こんな感じの土塀が大好きです。



同じく。



間もなく新薬師寺です。



新薬師寺に着きました。門から見る本堂は天平の香りが伝わってきます。このお堂の中に薬師如来坐像と十二神将立像がいらっしゃいます。ここを訪れるは20年ぶりだと思いますが、久々にお会いした十二神将は大迫力でした。思わず堂内をぐるぐると3周してしまいました。



新薬師寺は萩の寺としても知られていましたが、文化財保護法により刈り取られてしまったようです。少し残った萩が黄葉していました。



境内でも土塀に目がいってしまいます。



同じく。



帰り道でやっと日がさして、名残の紅葉が輝いていました。



土塀にもうっすらと日が当たっています。



志賀直哉の旧居もありましたが、その向かいの家の土塀も素敵でした。



※撮影日 2018.12.19


渋い写真ばかりつづいたので、さいごに新薬師寺で買った絵葉書の「伐折羅(バサラ)大将像」を見てください。天平時代の十二神将はこんな極彩色だったようです。(ブレています。)




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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (takayan)
2018-12-22 20:02:55
こんばんは。
古い土塀が続く道、古の都の風情が漂いますね。
蔦の絡んで荒壁が露出した土塀が良いですね。
takayanもこんな風景が好きです。
修理するにも大変な費用がかかるのでしょうね。
でも崩れないなら、このままの方が、古都の景色としては
一番似合っているのかも知れませんね。
今日も素敵な写真ばかりで、見入ってしまいました。
極彩色の「伐折羅(バサラ)大将像」に感動。
天平の時代には、こんなに見事な彩色が施されていたのですね。
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はりさんは (hirorin)
2018-12-22 20:25:29
土塀マニアだったのですね。
確かに、何ともいえない風情があるし、もし補修とかされていないのだったら、昔の人が触ったかも?~と浸れます。

前に、唐招提寺だったかしら?薬師寺の方。あの辺りの土塀に落書きしてあるの見て、すごく嫌な気分になりました。
しょうもないことするなあって。

たかばたけ茶論、志賀直哉の旧居でしたっけ?一度行ってみたいです。

私、9月だったかしら?その近くの空気ケーキ行ったんですよ。
良かったですよ。
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Unknown (はりさん)
2018-12-22 20:45:39
takayanさん
こんばんは。
東大寺の二月堂に裏側から行く道も
素敵な土塀がつづく道ですね。
奈良にはこの景色が似合うと思います。
京都よりも古い都という風情が好きです。
蔦の絡む土塀は素敵ですね。
takayanさんも撮るだろうなと思いました。
十二神将は今の色彩の無いのもいいですが
彩色再現された像には衝撃を受けました。
お堂にしても仏像にしても創建当時は
どの寺院も極彩色だったのでしょうね。
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Unknown (はりさん)
2018-12-22 20:54:39
hirorinさん
こんばんは。
土塀は好きですが、マニアまでは‥。
それでも土塀を見たらカメラを向けるので
やはり土塀マニアかもしれませんね(笑)
空気ケーキ食べられましたか。
空気ケーキというからには
空気みたいな食感なんでしょうね。
店の前を通りましたがお休みでした。
たかばたけ茶論は志賀直哉旧居の隣です。
お茶と土塀を眺めに行ってみてくださいね。
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Unknown (よっちん)
2018-12-23 16:51:38
西の京にある薬師寺と
この新薬師寺が関係あると
思っている人が多いのですが
全く無関係なお寺なんですよねぇ。

高畑界隈を歩くのは
私も大好きです。

応援ぽち
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Unknown (はりさん)
2018-12-23 17:58:30
よっちんさん
こんばんは。
西の京にある薬師寺は賑わっていますね。
それにひきかえ新薬師寺は少し寂しいですが
何がちがうのでしょうね。
新薬師寺には春日大社の奥からの行く道も好きです。
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