はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

大阪めっちゃ満喫ツアー その1

2016-01-25 20:53:53 | 大阪のまちをぶらり
昨日の日曜日は、連れあいさんの愉快な仲間と、JTBの『お得でええやん!日帰り!!大阪めっちゃ満喫プラン』に参加しました。プランのなかみは、地下鉄1日乗車券付きで、なんばグランド花月で漫才と新喜劇を楽しみ、「がんこ」で食事をして、さらに!水上バス(アクアライナー)で水都観光までできてしまうという欲張りなものです。

まずは淀屋橋からアクアライナーに乗り込みます。思った通り、乗客のほとんどが外国の方々でした。
 (アクアライナーです)

大川(旧淀川)クルーズは、桜の咲く頃に2度ほど、もう少し小さい船でクルーズをしたことがあるのですが、このアクアライナーには一度乗ってみたかったので乗れて満足です。
淀屋橋を出航した船は、上流をめざして走って行きます。
 (アクアライナーから見上げるビル街)

 (天神橋をくぐると大噴水が)

 (大阪城も直ぐ近くに)

水都大阪を満喫したら次は、お笑いです。淀屋橋から地下鉄でなんばに移動します。
なんばの駅でおもしろい水槽がありました。一人のおばちゃんがずっとその水槽を見ていたのです。そのおばちゃんは占い師だそうで、金魚が穴を通過したのを確認して、「今日は、お客さんがいっぱい来るわ」と言って去っていきました。毎日ここで見てから商売に行くようです。「魚が通ると福来たる」と書いてありました。
 (金魚が通過しました!)

さあ、いよいよお笑いです。大阪のお笑いと言えば吉本でしょう。(松竹もありますが)
 (賑わいのなんばグランド花月)

笑い通しの3時間でした。小学生の頃から親しんできた吉本ですが、生で見たらやっぱりおもろかったです。
 (出演者です)

全部おもろかったのですが、やっぱりベテランの味というか、坂田利夫なんか存在だけで笑ってしまいました。笑いのオーラを発していました。「おうじょうしまっせ」の大木こだま・ひびきもおもろかったです。
大阪の笑いは最高だっせ!
 (「アホの坂田」のゆるキャラも)

吉本にしろ、水上バスにしろ、大阪に住んでいてもこんな機会がないと来ませんよね。
もう少しつづきます。

北野天満宮で梅を愛でる

2016-01-23 21:51:56 | 花めぐり
琵琶湖で菜の花を見たあとは、京都北野天満宮の梅を愛でることにしました。
情報では、北野天満宮の蝋梅が見頃とあったので見に行ったのですが…。


蝋梅の木が1本だけでちょっとさびしかったですが…。




その代わりと言ったらなんですが、白梅や紅梅がちらほら以上に咲いていました。




天神さんの梅は、何と言っても、菅原道真公の「東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」の歌にあるように、天神さんとは縁の深いものなのです。


そして、天神さんと言えば牛もですね。


今日(23日)のニュースでは、いつもより早く梅苑公開を開始したと伝えていました。これも暖冬のおかげなのでしょうか?
まだまだ、つぼみのようでしたが…。今年の満開は2月上旬~中旬でしょうか。(私の予想です)







菜の花と雪山

2016-01-22 20:45:25 | 花めぐり
琵琶湖の東岸にある守山市の第1なぎさ公園に、カンザキハナナを見に行きました。この菜の花は、早咲きの菜の花として琵琶湖の冬の風物詩になっています。


8年ほど前になるでしょうか?新聞に載ったのを見て、行ったことがあります。その後も何度か訪れている所です。


先日の寒波で、やっと山も白くなったようです。菜の花の方は見頃は終わっていました。やはり、今年は異常気象なのでしょうか?


風が強く吹いていました。琵琶湖には白波が立っています。写真には写っていませんが、「琵琶湖周航の歌」を口ずさみたくなる景色です。
向かいの山は、びわ湖バレイスキー場のあるところです。もっと右の方に秋に登った武奈ヶ岳があります。


菜の花のアップです。虫さんも遊びに来ました。


さいごは、広角で写してみました。


この風景を見ていると春がそこまで来ている感じがしますが、明日から強力な寒波がやってくるそうです。本当の春は、まだまだ先ですね。

寅さんの旅した風景 その3

2016-01-21 15:33:33 | 鉄道の旅
「寅さんの旅した風景」を久しぶりに旅しました。(その1は3.22 その2は3.25)
今回は、第18作『寅次郎純情詩集』(昭和51年12月公開)で、ロケ地になった別所温泉駅です。
上田城から車で30分ほど走ったところに別所温泉駅はあります。
 (保存されているモハ5250形「丸窓列車」)

駅前の雰囲気は、40年経っているのですが、映画で見た景色とあまり変わっていない感じがしました。
駅前の階段に立てば、今にもさくらが、おにいちゃんを迎えに階段を上ってくる気がしました。


お金も無いのに旅役者の一座を宴会に招き、警察のご厄介に…。いつものように、さくらが迎えにいくことに…。


駅舎もレトロな雰囲気で素敵な建物です。






さくらが乗ってきた丸窓の列車も保存されています。
 (1枚目の写真と同じ列車です)

やがて、列車がやってきました。丸窓も健在でしたが、楕円形になっていました。




残念ながら駅には、寅さんの痕跡を示す物は何もありませんでした。ちょっとさびしい気がしました。

そのあと塩田平を走って帰路につきました。道の回りには、広々とした田園が広がり、遠くには雪をかぶった浅間山が見えました。またひとつ信州らしい風景に出会うことができました。

上田城をぶらり

2016-01-20 10:16:26 | 知らない街をぶらり
スキーの帰りは、いつも寄り道をします。せっかく信州方面に行ったので、今一番トレンドな上田城に立ち寄ることにしました。上田城には8年ほど前に行ったことがあるのですが、今回は想像した通り、たくさんの人で賑わっていました。さすが、大河ドラマの効果ですね。
 (西櫓)

上田城は、真田幸村(信繁)の父、昌幸により築城されたお城です。実際に合戦もあったお城で、1600年には徳川の大軍を撃退したことでも有名です。幸村ばかりが注目されていますが、父親の昌幸もなかなかの武将だったようですよ。(大河ドラマでは草刈正雄が演じています)
 (西櫓)

城に上って見ると、南側は石垣と崖でできています。当時は千曲川が流れていたようで、天然の堀になっていました。今見る上田城は、後に江戸時代になって作りかえられたものなので、当時もりっぱな石垣があったかは分かりませんが、確かに攻めるのが難しそうなお城に感じました。
 (崖と川で守る:道の所が川だった)

 (上から見ると)

今はいくつかの櫓と櫓門が残るのみですが、天守閣は当時からなかったようです。
 (東虎口櫓門)

ブラタモリでも紹介されていた崖も見てきました。
 (尼ヶ淵の崖)

上田城は、徳川からは憎き城であったので、関ヶ原のあと城は破却されたそうです。その後、仙石氏により再建されて現在のような上田城になったようです。

徳川の軍勢と2度にわたり戦い、最後は破却されという歴史は、大阪城も同じですね。そこに真田幸村がいたというのも歴史のおもしろいところです。