最近、山城にはまっている友人に誘われて小谷城に行って来ました。
小谷城は浅井長政の居城でしたが、織田信長に攻められて落城したお城です。
何年か前のNHK大河「江〜姫たちの戦国〜」でも舞台になったお城です。
今はただの山道ですが、城歩きは当時の城の様子を想像しながら歩くのが楽しいものです。

今回歩く小谷城跡の絵図です。現在地の番所からスタートして左上の大嶽城跡まで歩きます。

番所から少し上がった展望の良いところから、琵琶湖が見えました。長浜の町並みが見えます。

遠くに竹生島も見えます。手前の山は織田信長が陣を築いた虎御前山です。耳をすませば鬨の声が聞こえてきそうです。

少し上がれば反対側の展望が開けました。伊吹山の堂々とした姿です。

御茶屋という曲輪跡です。案内板があり当時の様子が良くわかりました。尾根筋に沿って曲輪が築かれているのがわかります。

御馬屋に残る石垣です。

首据石からは姉川の古戦場が見渡せました。浅井・朝倉連合軍と織田・徳川連合軍の激戦があった古戦場です。

黒金御門があった場所です。

ここに大広間がありました。浅井長政や妻のお市の方が居住された屋敷がありました。三姉妹もここで育ったのでしょうか。

高くなったところが本丸跡です。当時は天守閣というよりは櫓のようなものが立っていたのでしょうか。

大広間や本丸のイメージ図です。

本丸と中丸の間には人の手で切り開かれた大堀切があります。

京極丸の手前の石垣です。この左側は深い谷なっているのですが、秀吉はそこから攻め上がって来たそうです。

一応手前の尾根の頂上にある山王丸に到着です。しかし、今回はさらに高いところにある大嶽城跡をめざします。

山王丸から一旦下って登り返しますが、いきなり厳しい坂道になりました。

途中、展望の開けた所からの眺めです。尾根筋の高くなっている所が先ほどまでいた山王丸です。

大嶽城跡まで、あと100mです。

大嶽城跡に到着です。ここは小谷山の頂上(495m)でもあります。

こんな高い所によくも立派なお城を築いたものです。

頂上からの景色を楽しみながら、おにぎりを食べました。竹生島がはっきりと見えます。手前の山は山本山です。

帰りは一気に下って番所に到着です。モミジは、上よりもこのあたりの方が色づき始めていました。

中世の三大山城といわれ,、難攻不落のように見える小谷城ですが、秀吉の奇襲によって落城します。
城の中心部のある尾根筋の両側は天然の要塞になっていますが、秀吉はそこから攻めたようです。きっと内通者もいたのでしょう。
浅井長政は自刃しますが、お市の方や三姉妹はその後数奇な運命をたどって行きます。
そんな戦国の歴史にも触れる事ができ、展望も良い小谷城跡はハイキングにもちょうど良い所でした。
※訪問日 2021.10.21
小谷城は浅井長政の居城でしたが、織田信長に攻められて落城したお城です。
何年か前のNHK大河「江〜姫たちの戦国〜」でも舞台になったお城です。
今はただの山道ですが、城歩きは当時の城の様子を想像しながら歩くのが楽しいものです。

今回歩く小谷城跡の絵図です。現在地の番所からスタートして左上の大嶽城跡まで歩きます。

番所から少し上がった展望の良いところから、琵琶湖が見えました。長浜の町並みが見えます。

遠くに竹生島も見えます。手前の山は織田信長が陣を築いた虎御前山です。耳をすませば鬨の声が聞こえてきそうです。

少し上がれば反対側の展望が開けました。伊吹山の堂々とした姿です。

御茶屋という曲輪跡です。案内板があり当時の様子が良くわかりました。尾根筋に沿って曲輪が築かれているのがわかります。

御馬屋に残る石垣です。

首据石からは姉川の古戦場が見渡せました。浅井・朝倉連合軍と織田・徳川連合軍の激戦があった古戦場です。

黒金御門があった場所です。

ここに大広間がありました。浅井長政や妻のお市の方が居住された屋敷がありました。三姉妹もここで育ったのでしょうか。

高くなったところが本丸跡です。当時は天守閣というよりは櫓のようなものが立っていたのでしょうか。

大広間や本丸のイメージ図です。

本丸と中丸の間には人の手で切り開かれた大堀切があります。

京極丸の手前の石垣です。この左側は深い谷なっているのですが、秀吉はそこから攻め上がって来たそうです。

一応手前の尾根の頂上にある山王丸に到着です。しかし、今回はさらに高いところにある大嶽城跡をめざします。

山王丸から一旦下って登り返しますが、いきなり厳しい坂道になりました。

途中、展望の開けた所からの眺めです。尾根筋の高くなっている所が先ほどまでいた山王丸です。

大嶽城跡まで、あと100mです。

大嶽城跡に到着です。ここは小谷山の頂上(495m)でもあります。

こんな高い所によくも立派なお城を築いたものです。

頂上からの景色を楽しみながら、おにぎりを食べました。竹生島がはっきりと見えます。手前の山は山本山です。

帰りは一気に下って番所に到着です。モミジは、上よりもこのあたりの方が色づき始めていました。

中世の三大山城といわれ,、難攻不落のように見える小谷城ですが、秀吉の奇襲によって落城します。
城の中心部のある尾根筋の両側は天然の要塞になっていますが、秀吉はそこから攻めたようです。きっと内通者もいたのでしょう。
浅井長政は自刃しますが、お市の方や三姉妹はその後数奇な運命をたどって行きます。
そんな戦国の歴史にも触れる事ができ、展望も良い小谷城跡はハイキングにもちょうど良い所でした。
※訪問日 2021.10.21