市川拓司の同名の恋愛小説の映画化。
長澤まさみ、山田孝之、塚本高史の
3人が主人公。
幼馴染の3人。
その3人の13年目の再会、
彼らの友情と恋愛。
別れがおりなす奇跡。
3人には遠山智史(山田孝之)、
トップモデルの森川鈴音(長澤まさみ)
本名は花梨、
五十嵐佑司(塚本高史)が演じています。
森川鈴音(長澤まさみ)が、
この映画では大人ぽくって
とてもきれい。
そしてスタイルの良さが、
際立っていました。
背景の美しさ、悲しさ、優しさ、
温かさが感じ取られる
作品でした。
3人の子役の演技も優れもの。
画家志望の五十嵐佑司(塚本高史)の子役、
可愛かった。
現実感のない物語なので
都合よく作られている気もしますが
これはこれでうまく
まとめられていると思います。
それに出演者が子役、脇役を含めて
みんなそれぞれに魅力的なので
時に整合性のなさが感じられる点までを
俳優の魅力がカバーした感があります。
監督は平川雄一朗 。
ドラマ 白夜行の
監督なんですね。
「ねぇ~花梨」で、白夜行での 亮司 を演じる
山田孝之の印象的なセリフ 、
「ねぇ~雪穂」を思い出してしまいました。
主題歌は柴咲コウのプリズム 。
記憶の中の大切な誰かを想うとき、
奇跡のプリズムが回り始める。……チラシより