星籠の海 上 星籠の海 下
事件の奥に浮かんでくるある新興宗教。
元女優の千早と小坂井、
「星籠」の謎を探る助教授の加奈子、
智弘と忽那等が
広島県の福山市の
鞆の町を舞台に物語を進めます。
多い登場人物、
それに絡む複数のエピソード。
「星籠」の謎。
革職人一家に降りかかった事件
忽那水軍。
6時間毎に繰り返される
水の動きは毎日全く同じという
「時計仕掛けの海」の瀬戸内海。
解決のため瀬戸内へ向かった御手洗潔。
バラバラで複雑に張り巡らされた枝葉を
上手い具合に回収できた感じ。
でも黒幕だった人物の描写よりも
ベビーシッターの洋子が起こした事件と
それに関わった小坂井の
印象が強く残ってしまいました。
タイトルは『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』、
玉木宏主演で映画化するらしいですが
多くの事件をうまくまとめられるのかな?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます